最も“似合わない色”を避ければ失敗なし! パーソナルカラー別の「ワーストシーズン」を解説
2024年3月2日(土)20時15分 All About
ワーストシーズンの色を選ばないようにすると、服選びの失敗が少なくなります。
さまざまな衣装を着こなす芸能人は、どんな色も似合うように感じられますが、やや苦手な色もあります。
例えば、イエベ秋タイプの北川景子さんは、ブラウンやカーキなど深く渋みのある色を着ると洗練された雰囲気になり、モノトーンやくっきりとした色をスタイリッシュに着こなします。
パステルカラーや甘くソフトな色も似合いますが、春に咲くカラフルな花々のようなフレッシュで元気な色はやや苦手です。ワーストシーズンを選ぶとしたら、イエベ春タイプとなるでしょう。
イメージから探る、あなたのワーストシーズン
それでは、あなたのワーストシーズンを探ってみましょう。あなたのイメージから最もかけ離れている芸能人はどのタイプの人でしょうか?◾️橋本環奈、佐藤栞里、宮脇咲良のような明るく華やかな雰囲気…イエベ春タイプ
◾️新垣結衣、長濱ねる、浜辺美波のような上品でしっとりした雰囲気…ブルベ夏タイプ
◾️北川景子、今田美桜、あいみょんのような穏やかで落ち着いた雰囲気…イエベ秋タイプ
◾️齋藤飛鳥、平手友梨奈、高城れにのようなキレのある華やかな雰囲気…ブルベ冬タイプ
ワーストシーズンがイエベ春タイプの人は?
イエベ春タイプがワーストシーズンの人は、アクティブ、カジュアル、フレッシュ、ポップ、キュートなど、元気で爽やかなイメージは苦手なタイプ。
春に咲く花々やみずみずしい新緑のように、明るく元気で若々しい色を着ると、顔色が悪くなり、明るく若々しい色は軽すぎて浮いてしまいます。華やかな多色配色にすると、ケバケバしい印象になるので、避けた方がいいでしょう。
ワーストシーズンがブルベ夏タイプの人は?
ブルベ夏タイプがワーストシーズンの人は、エレガント、ノーブル、ロマンティックなど、穏やかで上品なスタイルは苦手なタイプ。
ブルーベースの冷たい色の中でも、あっさりした色、さっぱりした色は寂しく、地味な印象になりがちです。優しいパステルカラー、甘くソフトな色はぼやけてしまい似合いません。ソフトなグラデーション配色はぼんやりした印象になるので、避けた方がいいでしょう。
ワーストシーズンがイエベ秋タイプの人は?
イエベ秋タイプがワーストシーズンの人は、ナチュラル、シック、ゴーシャス、リッチなど、重厚で落ち着いたファッションが苦手なタイプ。
濃く渋みのある色は重すぎて顔色がくすんで暗く見えます。イエローベースの暖かい色の中でもくすんだ色は顔色がくすみ疲れて見えます。深い色合いに強い色でアクセントを付けると服に着られているような印象になるので、避けた方がいいでしょう。
ワーストシーズンがブルベ冬タイプの人は?
ブルベ冬タイプがワーストシーズンの人は、ドラマティック、フォーマル、モダン、モードなど、ハードで華やかなイメージは苦手なタイプです。
ブルーベースのシャープな色、くすみのないクリアで鮮やかな色はきつすぎて顔色から浮いて見えたり、寂しく疲れたように見えます。明るい色と暗い色を組み合わせたコントラスト配色、鮮やかな色をアクセントにすると、色の強さに負けてしまうので、避けた方がいいでしょう。
パーソナルカラー診断を受けたものの、顔映りの良し悪しがピンとこない人は、ワーストシーズンを活用しましょう。ワーストシーズンの色やイメージの傾向をつかんでおくと、服選びの失敗が少なくなります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
松本 英恵プロフィール
カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))