アノニマスの正体考察が過熱、シム・ウンギョン“倉木”説に関水渚“咲良”説まで…「アノニマス」6話
2021年3月2日(火)10時30分 シネマカフェ
社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、警視庁が試験的に新設した「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」が設立され、そこに2年前相棒の暴走を食い止められず、捜査一課を外された香取さん演じる万丞渉が配属。匿名を意味する言葉“アノニマス”を名乗る謎の存在と対峙していく…という本作。
香取さんはじめ指対で万丞の相棒となる碓氷咲良役で関水渚。特定が得意な指対メンバー・菅沼凛々子役でMEGUMI。デジタル担当の四宮純一役で清水尋也。温厚な人柄の指対室室長・越谷真二郎役で勝村政信、2年前の事件のことで万丞と対立する捜査一課の羽鳥賢三役で山本耕史。捜査一課時代の万丞の相棒・倉木セナ役にはシム・ウンギョンといったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
6話では指対の誰かがアノニマスが繋がっているとの噂が警察内部で広まり、特に万丞が疑われるなか、指対に匿名の中傷で悩む専門学生・末松香(川島鈴遥)がやって来る。香には高校時代からの恋人、椚総一郎(田中偉登)がいたが、有名大学の野球部で注目される総一郎への中傷や脅迫めいた内容ばかりが送られてくるという。時を同じくして総一郎が拉致されたことがわかり、監禁場所で犯人による生配信が始まる。犯人は総一郎の「全てを奪う」ため、4時間以内に監禁場所を特定できなければ“私刑執行”すると警察に宣言。
捜査一課に指揮権が移るなか、香はSNSに情報を呼びかける投稿をしそれが拡散され続々情報が集まっていく。香の証言とSNS書き込みなどから犯人が総一郎と高校の野球部で一緒だったが暴力事件を起こし、その後事故死した荒井の弟、翔太(楽駆)だと判明。さらに拉致の瞬間を捉えた画像を四宮が指対のアカウントで投稿。ネットの情報に踊らされるなと激怒する万丞と、緊急だからネットの善意の力を借りようという四宮は対立する…というストーリーが展開。
実は香は荒井の恋人で、香は総一郎から性的暴行を受けており、暴力事件もそれを知った荒井が総一郎を殴ったのが真相で、香は翔太と結託し、拉致事件を起こして総一郎に復讐しようとしていた。香は復讐を遂げた後自らもビルの屋上から飛び降りようとするが、すんでのところで万丞が止める。そして香は“アノニマス”から総一郎に復讐するよう促されたことを告白する…というラストだった。
視聴者からは翔太役の楽駆さんに「犯人役の楽駆くん、よかったよ」「楽駆の新しい顔が見られた」などといった声や、「夢中さ、きみに。」で演じた役柄と比較して「楽駆くんは江間くんしか知らなかったので振り幅にビビり散らかしてる」といった反応など様々な声が送られる。
また指対に“内通者”がいると言われるアノニマスの正体に関する考察も。SNSでは「正体はズバリ闇堕ちした相棒」「既に登場してるキャストなら実は倉木?」「ここまでくると倉木セナが怪しく見えてくる」など“倉木説”を唱える視聴者が多数。一方で「指対の誰かならヒロインさんだといいな」と“咲良説”を挙げる声もあり、“アノニマスは誰か”も見どころになっている模様だ。