孤独ではなくなった角田晃広“高橋”に「あったかい気持ちになった」の声上がる…「ホットスポット」第8話
2025年3月3日(月)11時40分 シネマカフェ
「ホットスポット」第8話(C)NTV
バカリズムが脚本を務める本作は、富士山の麓にある田舎町を舞台に、主人公が宇宙人と遭遇し、不思議な出来事が起こったり起こらなかったりするヒューマン・コメディ。
地元のビジネスホテルで働くシングルマザーの遠藤清美を市川実日子、同僚の由美を夏帆、支配人の奥田を田中直樹、先輩で宇宙人の高橋を角田晃広、謎の長期滞在客で50年後の未来から来た村上を小日向文世、地元の幼馴染・葉月を鈴木杏、美波を平岩紙、同級生の綾乃を木南晴夏、由美の同級生・瑞稀を志田未来、高橋の母親を安藤サクラが演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
清美(市川実日子)の知らない未来の話をする長期滞在客・村上(小日向文世)は、50年後の世界から来た未来人だった。村上が言うには、もうすぐ清美の働くホテルはなくなり、湖も汚れていくという。村上はそうなる前の美しい景色をカメラに収めておきたくて、過去に戻って来たのだった。
まだ誰も知らないホテルの行く末を聞いてしまった清美は、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)と秘密を共有。宇宙人・高橋(角田晃広)のおかげで免疫ができたのか、2人とも未来の話を割とすんなり受け入れ、「あのホテルがなくなって一番困るのって高橋さんじゃない?」と高橋のことを心配する。ホテルの温泉に入れなくなってしまったら、高橋の免疫力はどんどん落ちていく可能性が高い。
さすがにまずいと思った3人は、地元の飲食店に高橋を呼び出し、ホテルがなくなることを伝えるものの、高橋は「そんなのあり得ないでしょ」と、あっけらかん。未来人の存在も、ホテルがなくなる話も、まるで信じてくれなかった。
しかし数日後、ホテルの廃業を支配人・奥田(田中直樹)から正式に告げられ——というのが8話の展開。
これまで家族以外、誰にも宇宙人という秘密を共有できず孤独を感じて生きてきたと過去を話す高橋に、清美たちは「今も孤独ですか?」と尋ねる。
いつの間にか彼女たちと秘密を共有し図々しく特別扱いもしない態度に触れたことで、孤独を感じなくなっていたことに気づいた高橋に、SNSでは「"宇宙人"っていう秘密を親友にも打ち明けられず、孤独に自転車漕いで帰ってたリトル高橋さんの寂しそうな背中と、爆笑してる清美たちをニコニコの笑顔で見てる現在の高橋さんの穏やかな背中の対比にあったかい気持ちになった。ほんと日曜日にぴったりな心のホットスポット」や「高橋さんの両親がメチャ良い人で癒された〜清美達にカミングアウトして孤独でなくなったとは高橋さん良かったね」、「ホットスポット面白かった。孤独じゃなくなったって良い言葉」などの声が。
また、最後に由美の同級生・瑞稀(志田未来)が超能力者で、テレビ番組の撮影データを削除していた明かされる展開に「高橋さんがデータ消したんだと思ってたら、伏兵がいたのか!未来人よりビックリ」や「宇宙人だけかと思いきや未来人出てきたし今週まさかの超能力者出てきた。富士山のふもとの街すごいね?先週の夜ふかしデータ消したの超能力者だったのまさかすぎてw」、「「宇宙人」「未来人」、まだ「○○人」くるよねの期待を裏切らない。まさにホットスポット」などの声が上がっている。
【第9話あらすじ】
清美(市川実日子)の働くホテルがもうすぐ取り壊され、宇宙人・高橋(角田晃広)の命の源である温泉がなくなってしまう。高橋のためにもホテルを残してもらえるよう、支配人・奥田(田中直樹)がオーナー(筒井真理子)に掛け合ってみるものの、売却の意向を覆すことはできなかった。
未来人・村上(小日向文世)の話では、ホテルの跡地一帯の土地は市が買い取り、多目的施設など新しい施設を色々と建てるらしい。清美、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)は、作戦会議を始める。
高橋を救うため、清美たちが打ち出す秘策とは——。
「ホットスポット」は毎週日曜22時30分〜日テレ系にて放送中。