福原愛の不倫疑惑、夫婦不仲で「つい…」は仕方がない?“逃げ”の不倫がもらたすもの

3月4日(木)22時5分 All About

卓球の元日本代表である福原愛さん(32歳)の「不倫疑惑」が話題になっている。ネットにはさまざまな声が上がっているが、少なくとも夫や子どもにアカの他人が言及するのは大きなお世話である。

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夫婦不仲だからつい不倫……はいいのか

卓球の元日本代表である福原愛さん(32歳)の「不倫疑惑」が話題になっている。ことの真相はまだわからないが、日本では誰もが彼女を幼いころから知っていて、その成長を見てきただけに、今回もバッシングがすさまじいことになりそうだ。
「夫や子どもがかわいそう」
「不倫していたから夫婦仲が悪くなったのではないか」
「夫婦仲が悪かったから不倫しちゃったのなら、しかたがない」
ネットにはさまざまな声が上がっているが、少なくとも夫や子どもにアカの他人が言及するのは大きなお世話である。

夫婦仲と不倫の関係

夫婦仲がよくないから不倫に走る。なんとなく納得してしまいそうだが、必ずしもそうとは限らない。夫婦関係がよくないので逃げるように他の異性に走るケースもときどきあるが、不倫の関係で慰められるのはいっときの話、解決にはならない。むしろ、不倫関係に依存するあまり、不倫=恋愛もうまくいかなくなることが多い。
「夫のモラハラを職場で仲のよかった男友だちに愚痴っていたら、いつの間にかその男友だちといい雰囲気になってしまって。相手も既婚だったんですが、私のことをわかってくれるのはこの人しかいないと思い込み、会ってくれないとしつこく連絡をとったりしました。あの当時の私は、夫へのストレスをすべて彼にぶつけていた。救ってほしくてどうしようもなかったんですよね」
チエコさん(42歳)は3年ほど前のできごとを、そう振り返る。自分をわかってくれる人だと寄りかかっていったとき、彼に「オレはきみの夫じゃない。対等な恋愛相手だと思ってるんだけど」と言われた。彼が離婚してくれるなら、自分も離婚したい、新しい人生をやり直したいと思っていたのだが、その言葉で目が醒めたという。
「私は彼のことが好きでたまらないというわけではなかった。溺れそうなときに目の前に浮き輪があったからすがっただけ。それが恋愛感情に転換されてしまった。彼と別れて、夫ときちんと話し合いました。結局、夫のモラハラはおさまらず、昨年、とうとう離婚しましたけど、それでよかったんだと思っています。逃げの不倫は問題意識から目を逸らすことにしかなりません」
夫婦仲がよくないという状況があって不倫したとしても、それが必ずしも「逃げ」とは限らない。当事者がどこまで自分を分析しているかが問題なのだろう。

不倫したら夫婦仲は悪化するものなのか

「うちは自他共に認める友だち夫婦。仲は悪くないけど、さらさらさっぱりした関係なんですよね。もともと友だち同士で結婚したからなのか、お互いの性格なのか。夫とはいろいろなことがわかりあえる。対等な感じも強い。居心地はいいんだけど、ときには私も女として扱われたいという思いは30代のころからありました」
そう言うのはハルカさん(44歳)だ。結婚して15年、12歳のひとり息子がいる。夫とは大学時代からのつきあい。10年つきあって結婚した。
「四半世紀もつきあっているんですよね。夫とは日常生活での揉めごとがいっさいないんです。共働きだからできるほうができるときに家事をしてきました。育児に関しても、おおらかに締めつけずに育てたいとふたりの意志が一致していた。そのときどきで義母や実母、私の妹などに助けは求めましたが、それほど大変ではなかった。私、大変だと思う気持ちが少し欠如しているのかもしれませんが(笑)」
4年前、仕事で知り合った4歳年上の男性からデートに誘われた。そのときはすでに彼との仕事は終わっていたし、異性の友人とふたりで食事に行くことはときどきあったので、何も構えずにハルカさんは出かけていった。
「私の誕生日が近かったせいか、なかなか予約がとれないレストランに招待してくれたんです。そんなことならもっとエレガントな服を着てくればよかったと思ったほど。食事中の会話も、仕事の話なんていっさいなく、彼の趣味のことや好きな映画、本などで、話題が豊富な人だなあと思いました。その後、バーに移ると、口説かれちゃったんですよね。そんなこと私の人生で一度もなかったから、うれしいけど恥ずかしいという感じでした」
絵に描いたようなロマンスが転がり込んできたのだ。ハルカさんは、自分が女として上等なのではないかと錯覚したという。
「ああやってずっと褒められ続けると、なんだか体の力が抜けてしまうというか。この状況に身を委ねてもいいかもしれないと思っちゃうんですよね。女として扱われたいという、私のウイークポイントを見事に突かれて、スポンと恋に落ちてしまった」
大人として家庭や職場に迷惑はかけないのが大前提。それを確認しあって、ふたりは「別世界を楽しむ時間」を共有した。
「彼とそうなったからといって、夫との関係は変わりませんでした。相変わらず夫とは友だちのようにうまくやっていたし、日常生活は楽しかった。ただ、月に1度か2度の彼とのデートは、私がお姫様になれる時間だったような気がします」
日常生活では表現するチャンスがない、彼女の中の「女」の部分を一気に出せるのが彼との時間だったのだ。だが、深く静かに進んでいたその時間は、1年たたずに終わりを迎えた。
「お互いにだと思うんですが、その関係に満たされて、もうこの関係がなくてもいいという気持ちになったんです。卒業する感じ。彼と『本当に楽しかった。ありがとう』と別れました。でもどこかで会ったらきっと普通に話してお茶くらいするでしょうね」
そのとき、その人でなければ満たされなかった関係なのだろうか。彼女は、あの恋があったから、今は日常生活が前より楽しいとつぶやいた。
「いつ何があるかわからない。だから人生はおもしろいなと思います。もし夫に私と同じような経験があったら、いつか年をとったとき、そんなことも話してみたい。そんな都合のいいことを考えたりもしています」
恋が結果的に彼女を、ほんの少し変えたのかもしれない。夫婦関係は変わっていないが、ハルカさんは夫を見る目がやさしくなっているはずだと笑顔を見せた。
(文:亀山 早苗(恋愛ガイド))

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