麻生太郎氏、先見の明ありすぎ・・・1年前の「呪われた五輪」発言を振り返る

3月4日(木)17時0分 ココカラネクスト

 恐るべき「大予言」だったとしか言いようがありません。

 覚えていますか。声の主は麻生太郎財務相。

 1年前、3月18日の参院財政金融委員会で、新型コロナの感染拡大で東京五輪に延期や中止の懸念が高まっていることから、こう発言したのです。

 「呪われたオリンピック」−。


 発言の真意は何だったのでしょうか。あの時、麻生財務相は五輪について「40年ごとに問題が起きたんだ。事実でしょうが」と述べました。

 1940年の開催都市は、夏季が東京、冬季は札幌が予定されていたが、日中戦争の拡大で返上に追い込まれた。1980年のモスクワ五輪はソ連のアフガニスタン侵攻に抗議し、米国や日本などの西側諸国がボイコットした。このような経緯を踏まえ、2020年の東京五輪を前にコロナ禍が表出したことから「呪われたオリンピック」と言ったのです。

 発言は当時、大きな批判を浴びました。

 「開催を信じて日々トレーニングに没頭するアスリートへの配慮が足りない」
 「開催に向けて日夜努力する関係者の気持ちを考えたことがあるのか」−。

 しかしそれから6日後、東京五輪は1年程度の延期が決定。そして今年に入っては、組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言に端を発した大混乱など、「麻生予言」が的中する形で、次から次へと難題が降りかかっています。

 まさに、予言通りに「呪われたオリンピック」と化しているのです。

 世論調査では国民の約7割が中止を望んでいるとも伝えられますが、意外や意外、政府自民党は強行開催に向けて突き進む考えとされています。

 「2021年は衆議院の総選挙が行われる年。政治家にとっては生きるか死ぬかの瀬戸際です。パラリンピックの閉幕は9月5日。オリパラを成功に導けば、地に堕ちた菅政権の支持率は一気にV字回復できる。ここで解散に持ち込むか、あるいはその後に行われる自民党総裁選に国民の注目が集まった後に解散するか。いずれにせよ、東京五輪の成功は菅政権にとって生命線と言えるでしょう」(一般紙の政治部記者)

 仮に無観客であろうと、東京五輪を成功に導けたら…。

 お祭り好きな国民性から言っても、「凄いぞ日本」「やればできる」「奇跡が起きた」と、開催を強行した菅首相のリーダーシップへ称賛の声が高まるのは間違いありません。

 「プロ野球やJリーグも制限付きとはいえ、観客を入れてやれている。東京の感染者も徐々にではあるが減っているし、このまま行けば東京五輪は最悪、無観客なら開催できるだろうと、楽観ムードも広がっています」(メディア関係者)

 数ヶ月後、『呪い』が解かれる日は、果たしてくるのでしょうか−。


ココカラネクスト

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