市場に活気を! 空き店舗の再生に挑む女子大生たち

2018年3月4日(日)6時0分 Jタウンネット

[めんたいワイド- 福岡放送] 2018年2月20日放送の「Motto!」では、北九州市門司(もじ)中央市場を盛り上げようとする女子大学生について取り上げました。


門司中央市場は戦後の闇市から始まり60年、今では営業する店が最盛期の半分以下となっています。


市場に再び活気を取り戻そうと立ち上がったのは、九州女子大学前田研究室のメンバー。ここ数年、地域活性化に力を入れています。昨年7月には、大学前の地下歩道をボランティアで清掃、塗装し、暗くて歩きにくかった歩道を明るくしました。


今回、門司中央市場では、空き店舗をリノベーションして休憩やイベントができる空間にする取り組みを進めています。


学生の頑張りに地元の人も動いた


1月からリノベーションを開始。今まで気にされなかった天井を、女子目線でチェック。汚い部分を目隠しするために布を貼っていました。


リノベーションするにあたり、地元の工務店の方にやり方を習いながら行い、どんどんと進めていきます。


彼女たちの頑張りを見て、地元の方々が足を止めてくれたり、差し入れをしてくれたりするようになりました。また、ゼミではグルメマップも制作しました。


協力者も少しずつ増えています。例えば、北九州塗装協同組合の方々はボランティアで、さびたシャッターの塗装を請け負ってくれました。


休憩スペースは一旦終了しましたが、4月から新3年生で活動を再開し、6月完成を目指す予定です。


北九州市にはたくさん市場があるようなイメージがあります。しかし、年々お店は減ってきてシャッターだらけになっているというところも多いそうです。北九州や福岡だけでなく、閉店する店が増えていて、市場自体を閉鎖するところも増えているそうなので、こういった地元の学生が活性化に一役買って出るのはうれしいですね。(ライター:ぴよこ)

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