本物の魔女が「魔女の秘密展」に不満爆発! 展示会で語られなかった“2つの真実”を大暴露

3月5日(土)19時0分 tocana

画像は、「Wikipedia」より引用

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 現在、東京・原宿のラフォーレミュージアムにて「魔女の秘密展」なる催しが行われている(会期:2月19日〜3月13日)。『“魔女”とは誰だったのか?』をテーマにした展示会としては日本初の試みであり、昨今のスピリチュアルブームや、魔女が登場するアニメ「山田くんと7人の魔女」などの人気が背景にあることは間違いないだろう。では、同展示会において、本当に魔女の秘密がすべて明かされているのだろうか? 現代を生きる本物の魔女である筆者も足を運び、じっくり確かめてきた。

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■可もなく不可もない、無難な展示内容

 さて、会場には昨今の魔女アニメのイラストや、日本昔話の「鬼女」、中世ヨーロッパにおける魔女のイメージ確立につながった「サバト」という集会の絵など、多数の作品が展示されていた。

 周知の通り、中世ヨーロッパ社会におけるキリスト教絶対主義の暗黒時代には、ペストや飢饉などさまざまな災難や社会不安のスケープゴートとして「魔女狩り」が行われていた。いつの時代も、人間は自らの不幸を誰かのせいにすると気持ちが楽になる。「世の中が不幸なのは魔女のせいだ」と思った方が、解決策が見えない苦しみの中で生きるよりも楽なのだ。

「魔女」と名指しされた女性には、現代でいうところの漢方のような薬草治療をしていた女性や、特に理由もなく密告によって罪を押しつけられた女性もいた。当時は、魔女の密告が義務づけられていて、人びとは我が身を守るためにも少しでも怪しいと思った人物を告発したのだ。

「魔女」と認定された者は、まず魔女裁判にかけられ、誘導尋問を受ける。そして、「自分が魔女である」と自白するまで拷問は続く。それは、指を1本ずつ潰されたり、釘だらけの「魔女椅子」に座らされたり、水攻めされるなど、残酷極まりものばかりであった。このような恐ろしい風習は16世紀まで続き、なんと、あのプロテスタントの創始者マルチン・ルターさえも魔女の火炙りを肯定していたという経緯がある。

——と、実はここまではよく知られた話である。しかし、残念ながら今回の催しで触れられていたのはここまで。もっと深刻な「魔女の秘密」は、タブー視されたためか展示されていなかったのだ。このような不十分な展示を補足する意味でも、現代を生きる本物の魔女として、歴史の闇に葬り去られかけている「魔女をめぐる最大の秘密」を2つだけ紹介することにしよう。


■秘密1:魔女とユダヤ人の知られざる関係

 絵画などに描かれる魔女は、鷲鼻の持ち主であることが多い。鼻の先が、まるで鷲のクチバシのようにねじ曲がっているのである。実は、このように特徴的な形の鼻を持つ民族がいる。それはユダヤ人だ。

 ヨーロッパ社会において、彼らはカネに汚いとの偏見を持たれると同時に、何よりもイエス・キリストを迫害・処刑した民族として長きにわたり忌み嫌われる存在だった。そして、現在の典型的「魔女像」はユダヤ人のイメージから派生したものなのだ。

 元来ユダヤ人は賢く、薬草学にも優れ、カバラ数秘術やタロット、そして天文学や錬金術の知識にも長けている。ところがキリスト教絶対主義の中世ヨーロッパでは、聖書に記述されていない知識を持つ者は「異端」とされた。さらに、カトリック教会とフリーメイソン(の前身であるユダヤ人集団)という対立構造は当時から存在しており、ユダヤ人が団結して力を持つことを恐れたカトリック教会によって、典型的「魔女像」が作り上げられた。そうすることによって、社会の不満はカトリック教会ではなく魔女に向くようになり、邪魔なユダヤ人も一掃できるという、まさに一石二鳥の企てだったのである。

 このユダヤ人の民族問題は、ヨーロッパでは現在も非常にナイーブなので、おそらく今回の展示会で触れることができなかったのだろう。


■秘密2:魔女と身代金ビジネスの黒い関係

 さて、現代を生きる本物の魔女である筆者は、物心ついた時からとにかく水が怖かった。水に顔をつけると、筆舌に尽くしがたい恐怖を感じるのだ。実は、筆者には前世の記憶が残っており、中世では薬草治療やタロット占いなどを行う「魔女」として生きていた。そして今回、展示会の会場でふと“忌まわしい過去”を思い出してしまったのだ——。

 実は、中世の魔女だった前世において、筆者は魔女裁判にかけられ、水攻めの拷問に遭っている。しかし、不幸中の幸いにも筆者には貴族のスポンサーがついており、裏取引することで身代金を払ってもらい、命拾いしたのだ。

 当時、同様の裏取引が行われたケースは決して少なくない。魔女裁判は、ある時から判事が儲ける「身代金ビジネス」という性格も帯び始めていたのだ。この恐ろしい真実についても、今回の展示会ではまったく言及がなかった。


 このように、現在開催中の「魔女の秘密展」は、魔女に関するすべての秘密を明かしているとはお世辞にも言えない展示内容であるわけだが、魔女に興味を持ち始めたばかりの初心者が知るべき知識は、しっかりと抑えられている印象を受けた。読者も、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか?

(文=深月ユリア)


※画像は、「Wikipedia」より引用

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