上司、同僚、部下、得意先……職場の人間関係がウザい!人が人を嫌いになる8つの原因とは?

3月6日(土)17時30分 yummy!

「できればみんなから愛されたい」と願うのは、人情です。しかし、現実は非情なもので、別に悪いことをせずとも、人から嫌われてしまうこともあります。
とくに女性が多い職場だとその傾向は強く、まったく理不尽な理由でみんなから嫌われてしまうこともしばしばです。
いったいなぜ、人は人を嫌い、また嫌われるのか?今回はその原因を分析し、理不尽な「嫌い」と向き合う心構えを紹介したいと思います。

目次

嫌いを形成する8つの原因とは?

哲学者の中島義道氏によると、人が人を嫌う「原因」は、次の8項目だそうです。(『ひとを<嫌う>ということ』著者:中島義道,角川文庫,2003/8/23)

その1:相手が自分の期待に応えてくれないこと

これはわかりやすい「嫌い」で、相手が自分の友情や親切などに応えてくれないときに起こります。
やっかいなのは、相手に対して期待するという行為が、一般的に「よいこと」とされていること。つまり、善意の中に「嫌い」の原因が潜在していることです。

その2:相手が現在あるいは将来自分に危害(損失)を加えるおそれがあること

相手が自分の弱みを握っているなどする場合に、この「嫌い」が起こります。相手が自分の恥ずかしい過去を偶然に知ってしまっただけでも、嫌う原因になるということです。

その3:相手に対する嫉妬

相手が自分の欲するものをもっているときに起こる「嫌い」です。とくに、同じ価値観を持って同じゴールを目指している同業者同士などで、この「嫌い」は最高潮に達します。

その4:相手に対する軽蔑

軽蔑は、相手のマナーや言葉遣いや服装などが、自分の気に食わないだけで起こります。そして、軽蔑は優越感をともなうため、快感すら覚えてしまう「嫌い」です。

その5:相手が自分を「軽蔑している」という感じがすること

文化的なギャップなどを背景とした自信のなさとおそれから、この感覚が生まれます。たとえば、慣れない高級レストランで食事をした後、ボーイに「足下を見られた」と感じたら、きっとあなたは彼を激しく嫌うはずです。

その6:相手が自分を「嫌っている」という感じがすること

なにかの拍子で「もしかしたら相手に嫌われているのかも」という感情が芽生えると、人は自分に落ち度がなかったかを確認し、相手を観察するようになります。
そして落ち度がないという結論に達すると、被害者意識から相手を嫌うようになります。たとえその後、相手が自分を嫌っているわけではなかったと気づいても、関係はすでに破綻していて修復不可能です。

その7:相手に対する絶対的無関心

とくに相手を嫌っているわけではなくとも、まったく無関心の場合、相手にそれを見透かされ、反感を買うことがあります。
そして反感を買われたがために、復讐として相手を嫌うという構造が生まれます。

その8:相手に対する生理的・観念的な拒絶反応

相手の属性や、相手の所属する集団にかかわらず、ただ「その人だから嫌い」という根源的な「嫌い」です。このもっとも理不尽な「嫌い」は、たとえその原因が誤解によるものであったとしても解消できるものではありません。

「嫌い」だって、大切な感情

「嫌い」の原因を並べてみると、その多くが理不尽であり、偶発的であり、不可避であることが理解できます。社会に出て誰かと関わるかぎり、人から嫌われるのは避けられないし、嫌われるのはごく自然な現象なのです。
あなたが職場で同僚や先輩、上司などから嫌われてしまったとしても、その原因はきっと「あなたが悪いから」ではない場合がほとんどでしょう。
では、この避けられない難問に対し、どう向き合うべきか。
もっとも大切なのは「嫌い」という感情がごく自然であることを理解し、その感情も「好き」と同じように、自分の人生を豊かにするものであると気づくことです。
だいたい、誰も彼もが好きあう社会なんて、よく考えれば不気味で無味乾燥なもの。「嫌い」を無理に解消するのではなく、人生の「醍醐味」としてとことん味わうほうが、よほど健全です。
今、職場や友人関係で「嫌い」に悩まされているあなた。心労を重ねてまで関係を修復する必要なんてありません。きっと、あなたが悪いわけではないので「まぁ、しょうがないか」と居直り、相手と距離を取るなり、別の所属集団を見つけるなりしましょう。
その苦い経験は、確実にあなたの人生を豊かにしているはずですから、堂々と次のステップに踏み出しましょう。
参考:『ひとを<嫌う>ということ』著者:中島義道,角川文庫,2003/8/23
(yummy!編集部)

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