ドコモの2画面スマートフォン『M』レビュー “通話できるタブレット”を超えたポテンシャルを持つ変態端末

3月7日(水)20時0分 ガジェット通信

ドコモの2画面スマートフォン『M』レビュー “通話できるタブレット”を超えたポテンシャルを持つ変態端末

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ドコモが2月に発売したZTE製の2画面スマートフォン『M Z-01K』のレビューをお届けします。

『M』は、折りたたんだ本体を開くと大画面のディスプレイになる2画面スマートフォン。OSはAndroid 7.1。2.2GHz+1.6GHzクアッドコアCPU、4GB RAMと64GB内蔵メモリーを搭載します。折りたたんだ状態では、手前の約5.2インチのメインディスプレイ面のみ使用。背面のディスプレイはオフの状態になります。

開いた状態ではメインと背面のフルHDディスプレイが2面並び、約6.8インチの大画面に。画面の開閉はカチッカチッとクリック感がよく、最近のスマホでは忘れていた使い心地が楽しめます。

開いた状態の裏面はカメラもなく、ボタン類もありません。背面ディスプレイ側は薄いので段差ができ、開いた状態でも片手で持ちやすい構造になっています。

たたんだ状態では通常のスマートフォンのように持って通話できるのは当然として……。

開いたままでも電話に出ることができます。しかもタブレットより持ちやすい。これだけでは折り畳みができる、通話可能なタブレットということになってしまいますが、『M』には2画面を使いこなす様々な工夫が用意されています。

ホーム画面下の「M」ボタンをタップすると、画面モードの切り替えが可能。メインディスプレイ1画面のみを使う「通常モード」、2画面を1画面として使う「大画面モード」、メインディスプレイと背面ディスプレイを別々に使う「2画面モード」、2画面でミラーリングを行う「ミラーモード」の4種類の画面モードを選択できます。

「大画面モード」は、タブレットのように6.8インチの1枚の画面が使えるモード。ブラウザを開いてみると画像が大きく、文字量は多く読みやすい画面になりました。各画面が縦になるように持つと、上下のベゼル幅の分、画面が小さく見えますが、各画面が横になるように持つと、画面を縦に広く使うことができます。

一方、『YouTube』アプリでは、縦持ちの方がフルスクリーン表示のイメージ。横持ちにすると一方の画面を動画が占有し、もう一方の画面には動画の情報が表示されました。

『M』の大画面モードに対応するゲームアプリ『リバーシDuel』のショートカットもプリインストールされているので、『Google Play』からインストールして遊ぶことができます。

大画面モードは、電子書籍、特に雑誌を読むのにも便利。『dマガジン』のアプリを使ってみたところ、縦持ちでは2ページを見開きで表示、横持ちでは1ページを上下に分割して大きく表示することができました。

「2画面モード」では、一方の画面にアプリを起動するともう一方でアプリ一覧を表示するので、2つのアプリを同時に実行・表示が可能。地図を見ながらメールを読む、動画を見ながら地図を見る、ブラウザでニュースを読みながらSNSのタイムラインをチェックするなどの利用が可能。Androidのマルチタスク機能を生かした、2画面の醍醐味が味わえます。

「ミラーモード」は一見、同じ画面が並ぶだけで意味がないように思えますが……。

横にするとヒンジ部分を境に対称に画面を表示することが分かります。ヒンジを上にして立てて使うと、向かい合った2人で同じ画面を共有することができるという仕掛け。喫茶店などでの打ち合わせでも活躍しそうな機能です。

2画面の構造により、カメラの使い方がちょっと変わっています。『M』が搭載する2030万画素のカメラは、アウトカメラとインカメラが兼用になったもの。インカメラとして使う場合は、開いたままの状態でそのままシャッターボタンをタップして撮影が可能。

アウトカメラとして使う場合は、カメラがあるメインディスプレイ面を外側に向け、背面ディスプレイを手前にした状態で画面のシャッターボタンをタップして撮影します。このため、アウトカメラを使う際には原則、折りたたんだ状態で使うことになります。

横向きに立てた状態で、話をしながら向かい合った相手を撮影したり、縦に置いて固定カメラとして動画を撮影したり、2画面の機構を“スタンド”として活用すると、いろいろな使い方ができそう。

個性が強い分、使う人のセンスが問われそうではありますが、使うほどユーザーの愛着は強くなるのが“変態端末”のいいところ。気になる人は一度店頭で触ってみては。

—— やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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