佐倉市のご当地キャラ「カムロちゃん」、8年間を振り返るイベント開催

2018年3月7日(水)11時0分 Jタウンネット

全国津々浦々、ご当地キャラクターと言えば数えきれないほどになった昨今、千葉県佐倉市には、「カムロちゃん」というキャラクターがいる。


そんな「カムロちゃん」は、ついに「カムロちゃん展」なる展覧会が開かれるに至った。いくらご当地キャラクターとはいえ、展覧会にまでこぎつけるのは珍しいところ、どういう理由があったのだろうか。


「かむろ」はおかっぱ頭の子供のことを意味する


佐倉市の広報課担当者は、2018年3月6日のJタウンネット編集部の取材に対し、


「今回の展示会は、『佐倉・城下町400年記念』の最終年度にあたる2017年度にあって、カムロちゃんの活動の軌跡を追うために行われているものです」

と語る。カムロちゃんはツイッターでも情報発信をしており、「フォロワーも2万8000人を超え、かなり多くの反響がありますね」と手ごたえを感じているようだ。


事業の終了に伴いカムロちゃんがどうなるのかについて聞いたところ、「現段階で正式にお答えはできません」と述べた。


「カムロちゃん」は、土井利勝が佐倉の城主になってから400年を記念する、「佐倉・城下町400年記念事業」のイメージキャラクター。「かむろ」とは昔の言葉でおかっぱ頭の子供のことを指しているが、「カムロちゃん」は佐倉城に住む400歳のあやかしという設定だ。「ゆるキャラ以上、萌えキャラ未満」をコンセプトに、2010年から市の広報誌である「こうほう佐倉」で4コマ漫画が掲載され、イベントなどを通して佐倉市の魅力を発信してきた。


今回の展覧会は2018年3月25日まで千葉県の佐倉市立美術館で行われており、開館は10時から18時まで。2010年に登場したカムロちゃんの写真やイラスト、ファンによる作品などが展示されている。


ほかにも、「ルパン三世」の作者であるモンキー・パンチさんや、ご当地キャラ好きで知られるアイドルの寺嶋由芙(ゆふ)さんら7人の著名人によるメッセージ色紙や、成田市の「うなりくん」や栃木市の「とち介」など、全国のご当地キャラクターからのメッセージボードも展示されている。


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