【高校受験2022】愛知県公立高校入試・Aグループ<理科>講評…やや難度が高い作図問題

2022年3月7日(月)20時52分 リセマム

【高校受験2022】愛知県公立高入試・Aグループ<理科>講評

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2022年3月7日(月)、2022年度(令和4年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。2022年2月24日に発表された出願倍率(Aグループ)は、旭丘(普通 尾張1)1.48倍、岡崎(普通)1.42倍、刈谷(普通)1.74倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Aグループ
<理科>講評(京進 提供)


大問1 心臓のつくり(生物) 、気団の性質(地学) 〔易〕
大問2 エンドウのつくりと遺伝の規則性(生物) 〔標準〕
大問3 中和、気体の発生(化学) 〔やや難〕
大問4 オームの法則、電流と磁界(物理) 〔標準〕
大問5 地層の重なり(地学) 〔標準〕
大問6 濃度、密度(化学)、音の性質(物理) 〔標準〕

 6題の大問構成、20問の小問数は昨年と同様。

 記号選択問題が大部分を占めるが、正解を出すためには、複数の項目について完答しなければならない問題も多く、正確な知識が必要とされている。昨年に続いて、文で解答する問題はなく、やや難度が高い作図の問題が2問あった。

 グラフ作成の問題は、水溶液が過不足なく反応する割合とマグネシウムがとけて水素が発生する量の2つを考えあわせる必要があった。化学式、化学反応式は出題されなかったが、出題頻度は高いので、基本的なものは確実に覚えておきたい。

 地学の問題は、柱状図から考察するものであったが、地形図との関連を考える必要があり、手際よく情報を整理する力が問われた。ほとんどの大問で「実験・観察とその結果」は長めの説明文で与えられるので、文章を正確に読み取る力も必要である。

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 このレポートは2022年3月7日(月)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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