「宇宙人は未来人だ」スピルバーグ監督がUFOを語る! 政府の隠蔽体質に苦言も

2023年3月9日(木)11時45分 tocana


 1982年公開の映画『E.T. 』はじめ、宇宙人を題材にした映画の撮影や製作に多数関わっているスティーヴン・スピルバーグ監督。そんな彼が先日、海外のトーク番組『The Late Show』の特別版に出演。司会のスティーブン・コルベア氏とのインタビューで、UFO※や宇宙人というテーマに対する熱意を語っており、その内容に注目が集まっている。


※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。


 UFOについて「今、何が起こっているのか」と尋ねられたスピルバーグ監督は、「エキサイティングだ。何かがいるんだろう!」「説明のつかないものを見たことがある人はUFOの実在を信じるだろう」と答えた。


 スピルバーグ監督はここ数年のUFOをめぐる動きを「とても魅力的だ」と評し、一方で「これらの目撃情報すべてを覆い隠している秘密主義と透明性の欠如」を嘆きつつも、「何か特別な調査が必要になる事態が起こっていると思う」とUFO現象の持つ神秘性について述べた。


 また、「人類が宇宙で唯一の知的種族であることは数学的にありえない」としながらも、「宇宙人が4億光年も離れたところから私たちを訪ねてくる方法と理由を理解するのは難しい」とも。フィクションの世界でさまざまな宇宙人やUFOを描いてきた監督であっても、実際には現実的な見方をしているということなのだろう。


 宇宙人の正体については、異星人ではなく「50万年後の未来から来た地球人だとしらどうだろう」と述べた。宇宙人が実は未来の地球人であるという説は、UFO研究界で何十年も前から唱えられてきた。スピルバーグ監督もこの説に賛同し「宇宙人は人類学者のタイムトラベラーであり、20世紀後半から21世紀の世界を記録するために戻ってきたのかもしれない」と考えているそうだ。


 彼らの目的を「われわれがまだ知らない、歴史的な大イベントを知るため」ないしは「過去100年の歴史を追跡すること」ではないかと推測。そこから「この仮説が正しいとするならば、少なくとも人類は近い将来に絶滅して姿を消してしまうのではなく、少なくとも人類の一部は生き残って遠い未来にも確かに存在していることを意味している」と指摘していた。


 なお、近年米国防総省が後悔したUAPの映像や、UFOオフィスが調査した100件以上のUAPに関する報告についても言及、「最近発表された情報はいずれも魅力的です。私はこうした情報をもっと聞きたいと思っています。なぜなら、私は彼らが何であるか知らないからです」と語った。



参考:「Coast to Coast AM」「TMZ」


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



tocana

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