息子からのプレゼント?もしかしたら偽息子からかも……オレオレ詐欺の新手口

3月14日(水)16時11分 おたくま経済新聞


 相変わらずなくならない特殊詐欺。いわゆる「オレオレ詐欺」。電話で「オレだけど仕事で失敗して」「彼女妊娠させてしまって」などと高額な費用を弁済しなければならないという小芝居を打って親心に付け込んだ手口でお金をだまし取る犯罪が後を絶ちません。

 そんな詐欺の手口をツイッターで紹介して注意喚起を行っている警視庁のあるアカウントからこんな手口があったというツイートで注意喚起を促しています。

「『ミカン送ったけど届いてる?』息子からの思わぬプレゼントの電話に嬉しくなる人も多いはず。でもそれ、騙し文句のはじまり。すっかり息子と信じさせ、その後『鞄忘れた』だの『会社の書類を失くした』だの続けてきます。ミカン以外にもメロン、ジャガイモを送ったという電話も。要注意!」

と絵文字盛りだくさんで注意を促しているのは、現在「ストッポくん」がキャラクターとして活躍している警視庁犯罪抑止対策本部のツイッター。

 身内、特に息子や甥などの近い身内からの思いがけないプレゼントは親や親族としては嬉しいものです。そしてそんな優しい息子が困った事に巻き込まれたら手を貸さずにはいられなくなるでしょう。そんな親心に付け込んだ詐欺はこれだけテレビCMなどで注意を促しているにもかかわらず後を絶ちません。

 金融機関側が詐欺に気が付いたり電話を受けた親側が「おかしい」と思って未然に防ぐ事ができた事例も増えつつありますが、平成29年の特殊詐欺による被害額は390.3億円にものぼります。被害の届け出の数を示す「認知件数」は18,201件(前年比+4,047件、+28.6%)で、前年から増加しています。特にオレオレ詐欺と架空請求詐欺は、認知件数が大幅に増加しているという警察庁のまとめもあり注意喚起は継続して行っていく必要があります。



<出典>

平成29年における特殊詐欺認知・検挙状況等 – 警察庁

警視庁犯罪抑止対策本部(@MPD_yokushi)

(梓川みいな)

おたくま経済新聞

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