日本代表、目指せ!ブラインドサッカー世界一 21日から東京でワールドグランプリ

3月14日(水)10時17分 OVO[オーヴォ]

IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2018

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 「ブラインドサッカー」をご存じだろうか? 最近は「ブラサカ」とも呼ばれるが、ゴールキーパー以外は全盲の選手がプレーするサッカーだ。
そのブラサカの世界王者を決める「IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2018」が21日から25日まで、東京・品川区の品川区天王洲公園で開催される。日本、イングランド、アルゼンチンなど世界ランク上位の6カ国が参加する。ブラインドサッカーは2020年の東京パラリンピックの競技にもなっており、今回の大会で優勝を目指す日本代表を応援しよう。

 ブラサカは、フットサル(5人制サッカー)を基にルールが定められており、ゴールキーパー以外は全盲の選手がプレーする。ただ、全盲と言っても義眼の人もいれば、光を感じられる人まで幅があるため、キーパー以外は目の上にアイパッチをはり、アイマスクを着用することが義務付けられている。
ボールは、フットサル用と同じ大きさだが、ボールの位置や転がりが分かるように、シャカシャカと音が出る仕組みとなっている。

 選手は、視覚で情報を得ることができないため、チームのコミュニケーションが重要だ。
サイドフェンスの外側に立った監督が選手に声で指示を出すほか、自チームが攻めている時には、相手チームのゴール裏にいる「ガイド(コーラー)」が攻めの指示を、反対に攻められている場合は、キーパーが守りの指示をする。
選手がボールを持った相手に向かっていくときは、「ボイ!(スペイン語で「行く!」の意味)」と声をかけなければならず、これを怠るとファウルになるという。

 正確にパスを出すことができるのか? 動きながらのトラップができるのか? ゴールに向かってシュートを放つことができるのか? 晴眼者では想像すらできないが、実際の試合を観戦すると「そこでは想像をはるかに超えるサッカーが展開されている」(関係者)という。

 ブラサカを一度も見たことがない人は、ワールドグランプリを紹介する映像を見れば一目瞭然、その凄さの一端が分かるだろう。



https://www.youtube.com/watch?v=_JtY0hce8TM


 大会は、出場6カ国が2グループにわかれ、総当たりのグループリーグを行う。各グループ3位同士が5位決定戦、2位同士が3位決定戦、1位同士が決勝戦へ進出する。グループAの日本代表は現在、世界ランク8位。初戦は21日で、世界ランク16位のイングランドと激突する。まずはイングランドを破って波に乗り、ぜひグループ1位を確保したいところだ。

 日本のブラサカの競技人口は約400人、チーム数は約15チームと言われており、存在自体を知らない人も多い。しかし、企業の支援も増えており、今回の大会も日本障がい者スポーツ協会を支援する田中貴金属グループが、日本ブラインドサッカー協会のパートナー企業として、このプロモーション映像の作成や特設サイトの開設により大会情報などを発信している。

 日本代表のサポーターとして21日からの大会を観戦してみてはいかが?

OVO[オーヴォ]

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