ギザの大ピラミッドが「地球一周分の壁が作れる量の石材」で作られていたことが判明!算出方法とは?

3月15日(木)7時0分 tocana

イメージ画像は、「Wikipedia」より

写真を拡大

「ギザの大ピラミッドに使われている石を全部使えば、地球をぐるりと一周する2フィート(約60センチメートル)の高さの壁を作ることができる」これは本当か? その証明が話題となっている。


■ギザの大ピラミッドで壁を作る

 海外の掲示板サイト「Reddit」で「ギザの大ピラミッドの石材で地球を一周できる高さ2フィートの壁をつくることは可能か?」という疑問が話題となった。そこで、オルタナティブニュースメディア「EWAO」では、この疑問の数学的の証明を試みている。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/03/post_16303_entry.html】

 エジプトのギザの大ピラミッドは、有名な三大ピラミッドのうち最大のもので、およそ4500年にクフ王によって建設されたとされるピラミッドだ。2〜60トンの重さの石材を約270〜280万個もふんだんに使用して造られているが、その建築法については今なお不明点が多く、大勢の研究者たちがその謎を解き明かそうとやっきになっている。

 巨大で壮麗な大ピラミッドだが、その石材で地球を一周するような壁を作れるのか? 計算してみよう。

 計算の前に、まずは基本となるデータを確認しよう。

 大ピラミッドは高さ約139メートル(完成当時は146.6メートルあったとされる)、底辺の長さは約230メートルである。底辺は誤差が20センチメートルほど存在するが、ほぼ正方形と考えてよいだろう。そして壁の長さ、つまり地球の赤道の全円周は約40,075キロメートルである。

 では、まずピラミッドの体積を計算しよう。この体積は使われている石材の量とほぼ同じと考える。

 230×230×139×1/3=2,451,033(立方メートル)

 続いて壁について考える。長さ40,075キロメートル、高さは60センチメートルの壁をピラミッドの石材で作るとすると、その奥行きは次のように計算できる。

 2,451,033÷40,075,000÷0.6=0.1(メートル)

 大ピラミッドで地球を一周する高さ60センチメートルの壁は作れるのだ。ただし奥行き10センチメートルの薄い壁ではあるが。

 なお、「Reddit」では他の計算方法も提案されている。まず壁の断面積を求め、その値をピラミッドの体積を割る方法だ。当たり前だが、この方法でも壁の奥行きは10センチメートルほどとなる。

 大ピラミッド内には空洞が存在しているため、実際に使われている石材の量は今回の計算より少なくなるだろう。壁の高さは60センチメートルより低くなるかもしれないし、10センチメートルよりもっと薄い壁しか作れないかもしれないが、それでも地球を一周する壁を作れる途方もない量の石材が使われているのは間違いない。ピラミッドを作った古代の人々の壮大な計画と、それを実現させた多大な労力と努力に畏敬の念を抱かずにはいられない。
(編集部)


※イメージ画像は、「Wikipedia」より

tocana

「ピラミッド」をもっと詳しく

「ピラミッド」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ