ショーンK氏のあだ名「ホラッチョ川上」 本当に熊本弁なのか、方言研究家に聞いてみた

3月16日(水)17時42分 Jタウンネット

紙面におどる「ホラッチョ」の文字

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「ショーンK」こと、ショーン・マクアードル川上さん(47)の経歴詐称疑惑を「週刊文春」が報じた。各所に影響が出るなか、ネットでは川上さんが高校時代に「ホラッチョ川上」と呼ばれていたことが話題になっている。



文春紙面では、当時の同級生が「熊本でホラ吹きという意味」と説明していたが、ツイッターには熊本県民からの「初めて知った」の声が複数出ている。


2万語収録の「方言辞典」を見ながら...


というかホラッチョなんて初めて聞いたんだけど熊本のどこよ
- まろ (@msrn_3) 2016年3月16日

ホラッチョという熊本弁は聞いたことないんだけどなあ(苦笑)
- 面積君 (@menseki_kun) 2016年3月16日

おれ熊本出身だけど、ホラッチョなんて初めて聞いたぞ。一回り上の世代で流行った言葉か?
- たかし (@bon_voyage13) 2016年3月16日

そこでJタウンネットは、熊本県方言研究会の藤本憲信さんに、「ホラッチョ」なる方言が実在するのか聞いてみた。藤本さんによると、熊本県内でもウソを意味する「ホラ」は言うが、「ホラッチョはないですね。知りません」。大ウソつきを「うーぼらふき(大ボラ吹き)」と表現することはあるが、ホラッチョを使うことはないという。


約2万2000語収録の「熊本県方言辞典」の編著者でもある藤本さん。念のため辞典を調べてくれたが、「ホラッチョというのはありませんねぇ」との回答だった。「それは貴重な方言を覚えてらっしゃいますね。私も勉強になります」。


なお辞書には、ウソに関する「うそいい」「あかんちゃお」「はちげん」「うーばち」「うーぼら」「うそんからこっけ」「しらごつのちゃお」といった単語が収録されているという。


「『ちょ』というのは接尾語だと思います。ホラを吹く人というような意味でしょうね」

元ネタはどこにあるのか


では、「ホラッチョ」は、どこから来たあだ名なのだろう。ひとつ考えられるのが、お笑い芸人の「ホラッチョ宮崎」さんだ。トロンボーン漫談が持ちネタで、1980年代には人気ラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」などで、ユーモラスな芸名が話題になった人物だ。


川上さんが高校時代、「吹奏楽部でトランペットを吹いていた」(文春報道)との証言とあわせると、80年代の熊本市内の高校で、管楽器とホラを吹いていた青年が「ホラッチョ」と呼ばれても不思議ではなさそうだ。断定こそできないが、名付けた人物の頭の片隅に、ホラッチョ宮崎さんがいた可能性は高いと思われる。

Jタウンネット

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