高血圧の人はお昼寝がおすすめ(ギリシャ研究)

3月16日(土)9時30分 カラパイア

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 南ヨーロッパには、昼食後の昼寝をする「シエスタ」の文化がある。これが健康効果もあるそうだ。

 昼寝は薬と同じくらい高血圧に効果的であることがギリシャの研究により明らかとなった。

 昼間に1時間ほど眠るだけで、平均5ポイントも血圧が下がるのだそうだ。これは高血圧の薬や食事の減塩にも匹敵する効果である。

・昼寝をする人は血圧が5ポイント低い

 ギリシャの研究チームは、収縮期血圧が平均130mm/Hgの被験者212人を対象に調査を行なった。

 収縮期血圧が140mm/Hgで軽度の高血圧とされるので、被験者は高血圧と正常の境界にある人たちである。

 その結果、昼寝をしている人は、血圧が平均5mm/Hg低いことが明らかになった。

 調査を行なったマノリス・カリストラトス氏によると、昼寝はほかの生活習慣の変化と同じくらい血圧を下げる効果があるという。

 たとえば、塩分やアルコール摂取を減らした場合の血圧への効果は、3〜5mm/Hgだ。また降圧薬を少量服用した場合は、一般に5〜7mm/Hgである。

 ちなみに血圧が2mm/Hg下がっただけでも、心臓発作といった心臓血管系疾患のリスクが最大10パーセント低下する。このことだけでも、昼寝がいかに大切なことか分かるだろう。

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・昼寝が許される人ならお手軽な無料の高血圧対策

 高血圧は自覚症状はなかなか現れないが、放っておくと心疾患や脳卒中といった病気のリスクを高めてしまう。

 そんな危険な症状なのに、一般的な高血圧対策は、食事の塩分を減らしたり、運動をしたりと、結構労力がいるものだ。

 一方、昼寝は時間さえあれば手軽にできるし、何よりタダである。

 昼間から何時間も寝るのはよろしくないが、少しの間だけなら恥ずかしがらずに昼寝をするといい、とカリストラトス氏はオススメしている。

 とはいえシエスタの文化がない日本で小一時間の昼寝など、許されるとは考えにくいので、営業系の外回りの人とか、退職後の人とか対象になるのかな。

 この結果は、全米心臓病学会の学会で発表された。

References:A nap a day keeps high blood pressure at bay/ written by hiroching / edited by parumo

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