大地震を予言する諏訪大社!! 2014年の結果は...?

3月17日(月)8時0分 tocana

画像は、Wikipediaより

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 岐阜県高山市「伊太祁曽(いたきそ)神社」では、粥を用いて1年の豊作や世相の吉凶を占う「管粥神事(くだがいしんじ)」がある。ここで予言されたソチ冬季オリンピックの結果では、「浅田真央選手が金メダルを取れない」という予言は、その通りになってしまった。

 今回は、この「管粥神事(くだがいしんじ)」と類似した「粥占(かゆうら=お粥占い)」を行っている長野県・諏訪大社の「筒粥神事」を紹介する。諏訪大社は上社と下社の二社あるが、この神事は下社の宮で毎年1月15日に行われる。前夜からコメと小豆と葦を入れた筒を大釜に入れ、一晩中粥を炊いて、粥の筒への入り具合で農作物や世相の吉凶を占う。


■「筒粥神事」で凶相が出ると大地震が起きやすい?

 筆者がこの神事に注目するのは2011年の筒粥神事で、東日本大震災の発生を予見していた節があるからだ。この年の「世相」を占った結果は、五分満点の「三分五厘」と、厳しい結果となった。100点満点でいうと70点と、それほど悪くないと思われるだろうが、「三行半」(みくだりはん)を意味する「凶相」とされている。

 北村和孝権宮司は、「今年は怖い1年。過去20年間の中で最も悪い結果が出た」と語った。春は早めに訪れるが、途中で予想外のことが起き、足をすくわれる 相とのこと。そして2カ月後に、確かに「予想外」の大震災が発生してしまった。


■御柱祭の死者も予言される?

 諏訪大社といえば、7年に1度行われる奇祭「御柱祭」(おんばしらさい)で知られるが、特に「木落し」や「建て御柱」といった行事は危険な要素もあり、死者が出ることも珍しくない。前回の御柱祭が行われた2010年の筒粥神事では、作物のできはジャガイモなど7品目で「上の上の豊作」と出たが、世相は「三分四厘」で、前年の結果を下回った。では、その年に何か凶事があったかというと、春に行われた御柱祭において、筒粥神事が行われた春宮で、境内に御柱を建てる「建て御柱」の行事の最中、柱の上に乗っていた2人が落下して死亡してしまったのだ。筒粥神事は、このことも予言していたのだろうか。この惨事は、翌年の東日本大震災の発生も予見していたのではないかという解釈も出てきそうだ。

 2012年と2013年の筒粥神事では、世相が「三分六厘」となり、「相に明るい兆しが見られる」と釈された。自然災害では、多くの死者が出る地震は起きずに済んだのが関係あるのだろうか。

■2014年の結果は?

 さて、気になる今年の結果だが、2014年は、前年より一分上回る「三分七厘」となり、「消費増税など心配な点もあるが、全般に良い年になるのでは」と解釈された。(2014/01/16、長野日報)

 ちなみに、粥占は諏訪大社以外の神社でも行われるが、2005年3月15日に佐賀県みやき町の千栗八幡宮で行われた粥占では、「地震に注意」という結果 が出て、5日後の3月20日に福岡県西方沖地震(M7.0)が発生し、死者1名負傷者1,204名という大きな被害地震となってしまった。このように、神々は災害を事前に警告してくれるのかもしれない。


■「御神渡り」も大地震などを予言する?

 諏訪大社は諏訪湖の周囲に鎮座するが、この湖では、年によって「御神渡り(おみわたり)」と呼ばれる現象が見られる。どんな現象かというと、厳冬期に氷の亀裂が盛り上がって諏訪湖を縦断するもので、昔の人はこれを見て「上社に鎮座する諏訪大明神が、下社の妃神に会いに行かれる」と考えたそうだ。御神渡りの拝観式は諏訪大社の重要な神事の一つでもあり、亀裂の入り具合でその年の農作物や天候の吉凶を占う。

 御神渡りが起きない年は「明けの海」と呼ばれ、凶年とされる。筆者は父方が諏訪の出身で、先祖代々諏訪大社の氏子であるが、この「明けの海」の年には大地震が起きるなど、死者が出ることが多いそうだ。「明けの年」に起きた惨事は以下。

・1995年→阪神淡路大震災
・2010年→御柱祭で死者2名
・2011年→東日本大震災

 今年も、現時点で御神渡りが見られず、御神渡りが見られるのは絶望的になってきた。筒粥神事の結果では「良い年」となるとされるが、さてどうなるか? 近年は御神渡りが見られる年が少なくなってきており、明けの海の年に必ず凶事が起きるとは限らないかもしれないが。このような各地で行われる粥占神事の結果で凶相が出た時には、その年は大地震などの災害に注意するに越したことはないだろう。
(百瀬直也)

tocana

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