5~11歳の新型コロナワクチン、51%が「接種させたい」–「罹患リスク下げたい」「親2人とも医療従事者」など
2022年3月17日(木)12時51分 マイナビ子育て
日本トレンドリサーチは、5〜11歳の子どもを持つ全国の男女を対象に実施した「新型コロナ治療薬に関するアンケート」の結果を発表しました。
「接種させたい」「させたくない」意見は2つに分かれる
自分の住んでいる地域で5〜11歳向けの新型コロナワクチンの接種が始まったら、子どもに接種させたいと思うか尋ねたところ、51.1%が「接種させたい、すでに接種させた」と答えました。その理由は、「かかると大変なので、そのリスクを少しでも減らせるなら受けさせたい」「家族に高齢者がいるので」「父は医療従事者、母は介護系なので、二人とも打つことが前提」「子ども同士ではソーシャルディスタンスも難しくマスクの着用も徹底できないので」といったものでした。
「接種させたくない」は48.9%でした。その理由を聞くと、「子供が嫌がっているから」「重症化よりも副反応が怖い」「どんな影響があるのかわからないのが、一番の理由」「数十年後の副反応の可能性が心配」などの声が集まりました。
自身は新型コロナワクチンを接種したか聞いてみると、92.8%が「接種した」と回答しました。接種したと答えた人に、子どもにも接種させたいか尋ねたところ、44.9%の方が「接種させたくない」と答えました。その理由は「重症化リスクが低い子供には開発したばかりのワクチンを打つのは抵抗がある」「自分自身が副反応で2日間ほど熱とだるさ、寒気や頭痛に悩まされた。同じ思いを子供にさせるのは可哀想」といったものでした。
子ども自身は、ワクチン接種についてどのように考えているか尋ねると、32.8%が「ワクチン接種について話したことはない」と答えました。31.1%は「接種したくないと言っている」と答えています。
子どもに接種させたい・すでに接種させたいと回答した人の場合、子どもも33.7%が「接種したいと言っている」と答えています。一方で、「接種させたくない」という人は、子どもの46.6%が「接種したくないと言っている」、39.8%が「ワクチン接種について話したことはない」と回答しました。
子どもが接種したいと言っている理由を聞くと、「コロナになりたくないから。じじばばの家に泊まりたいから」「家族が皆打ったから」「親が言うから」のほか、「アイスが買ってもらえるから」という答えもありました。
接種したくないと言っている理由は「注射が苦手なので、打つのが嫌」「中身がわからず怖い」「家族の副反応を見てるから嫌」などでした。
調査概要
■新型コロナワクチン接種に関するアンケート調査期間:2022年3月9日〜3月14日調査対象者:5〜11歳のお子さんがいる男女集計対象人数:180人(男女各90名)「日本トレンドリサーチ」(https://trend-research.jp/13269/)
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(マイナビ子育て編集部)