モチモチの極太麺と醤油出汁のハーモニー「中華そばさるぱぱ」【大阪ローカルラーメン】

2023年3月18日(土)11時30分 ソトコト

大阪の東大阪といえば、ラグビーを想像する方も多いはず。しかし、東大阪から県をまたぎ奈良に繋がっているある物をご存知でしょうか。
答えは、「暗峠」。奈良県景観資産であり、大阪から奈良までの街道である。お伊勢参りへの道として使用され、石畳が満遍なく敷かれており松尾芭蕉もこの道を歩き句を書き記したとも言われている。


高井田系ラーメンってなに?





大阪の東大阪にあるラーメン店「中華そばさるぱぱ」をご紹介。
黄色と赤の蛍光色で、周りの飲食店と一味違う目立ち様。中華そばさるぱぱは、大阪のご当地ラーメン、「高井田系ラーメン」を食べれることで有名であり、高井田系といったらココと指すラーオタも多いとのこと。高井田系ラーメンとは、主に大阪の東地域と東大阪市で提供させることが多く、モチモチの極太麺に鶏ベースの出汁と醤油を合わせた醤油ラーメン。一般的には、高井田系ラーメンと言われるが、現地の方は中華そばの名前で愛されている。





店主さんは、高井田系ラーメンのチェーン店「麺屋7.5Hz」出身とのことで期待は大。
高井田系ラーメンの特徴は、先ほど述べたが、もう一つ嬉しい点がある。一杯の値段が非常に安く、ボリュームがあることである。どの店も650円前後で、サラリーマンはもちろん、学生からの人気もあるとのこと。
今回は、中華そば並(600円)+シナクチ(100円)を注文。細麺も選べるが、もちろんそのままの太麺がおすすめ。製麺所は、高井田系ラーメンの麺では大阪No.1とも呼び声高い「(株)栄大号」のものを使用。店主さん出身の麺屋7.5Hzも使用しており、モチモチ弾力ある食感と噛むたびに小麦の甘味が溢れ出すのが人気の要因である。





10分ほどで到着。大道にして、中華そばの原点の見た目である。醤油と出汁の良い香りが漂い、食欲がひき立たされる。
トッピングの下には、極太の麺が沈んでおり、圧倒的存在感を感じる。ネギ好きは朗報だが、ネギトッピング(100円)を注文すると、山盛り量と聞いたので、次回の楽しみにしておく。





ツルツルよりも、もちもち感が強く食べ応え十分の麺。あっさりスープには、細麺を合わすことが一般的だがその真逆。
不思議と、スープが麺に負けていなく相性が非常に良い。噛むたびに、小麦の甘味を感じられ、上品なスープの風味が鼻から抜けなんとも心地よいラーメンだ。





厚切りのしなちくは、ザクザクで、咀嚼音が口から漏れ出している。スープを吸ったおかけで、ジュワッと溢れ出し食欲がより一層増加する。これで100円はなんともコスパの良いトッピングだと再認識させられますね。
神コスパで、ボリューム満点の一杯。人気の秘訣が改めて実感できました。
大阪に立ち寄った際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


店舗情報


中華そばさるぱぱ
住所:大阪府東大阪市長栄寺7−25
TEL:06-6783-1811
営業時間:11:30〜14:00(L.O.13:50)
     18:00〜22:00(L.O.21:50)
 定休日:日曜、祝日

ソトコト

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