役作りで体重5キロ増やした有村架純の「フツーですよ」と言うわりに過酷なダイエット食生活

3月20日(月)0時0分 messy

随分ストイックな食生活です(画像:有村架純's staff Twitterより)

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有村さん食べなさすぎ問題

女優の有村架純(24)さんが、4月3日から始まるNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』の主演に挑むにあたって、“いなかっぺ感”を出すため体重を「5キロ増やした」そうです。役作りで体重を増やすって、日本の女優さんでは珍しい話ですね。でも元々の有村さんではスラッと痩せすぎていて、昭和の田舎娘の雰囲気が薄かったのかもしれません。

有村さんは以前は結構積極的なダイエットをしていたようで、雑誌で「ウエストを55cmにしたい」と宣言し、ジムに通って達成。表紙を飾った「ar」(主婦と生活社)2016年12月号では、お風呂上りのストレッチや、代謝を上げるためにウォーキング、縄跳びをしていると発言しています。この号では1日の食生活についても書かれているのですが、こうです。

朝:おにぎり、バナナなどのフルーツ、ヨーグルト、スムージーのいずれかで軽く。
昼:ささみ、豆腐などのタンパク質と野菜。たまにお米も一緒に食べることも。
夜:軽くスープ。食べるときはお肉も食べる。炭水化物抜き。

なるべく炭水化物をとらないように心がけていてパンやパスタはNG、好きな食べ物は「お魚、ブロッコリー、豆腐」、間食は基本的にせず炭酸水か温かい飲み物でごまかし、どうしてものときはアーモンドをとるのがオススメだそうです。うん、ダイエッターですね。これで健康的でセクシーなボディをキープしている、とのことですが、食べる量少なすぎでは。マネしたらいけないやつでは。これを有村さんは、特に頑張ってやっているアピールは決してせず、あくまで「フツーですよ〜」と美意識高い系の涼しい感じで語っていました。

痩せたいティーン女子

日本に限らず、過剰な痩せ信仰、様々な地域にありますよね。私は現在30代前半ですが、15〜23歳くらいまでは、特に高校生の頃は、「痩せたい」といつも思っていました。幼少時からずっと痩せ型の体質で、高校時代も身長160cmに体重46kgくらいだったのにもかかわらず、です。

同級生の女の子はみんなダイエットをしていました。見た目だけでは全然太っていないし、体重も標準より少ないのに、大体「どうしたら痩せるか」を他愛ない会話の材料にし、また実践していました。保健室のおばちゃんは、「大人になったら自然と痩せるから、今はダイエットなんてしなくていい」と口を酸っぱくして言っていました。でも私たちは聞く耳を持たず、こんにゃくや豆腐やりんごを食べて、白いご飯やパンを残していました。有村さんのような1日の食事が理想的だと考えていたんですね。摂取カロリー明らかに低すぎなんですが。

ギャル誌・非ギャル誌を問わず、ティーン女子向けの雑誌は、しょっちゅうダイエット特集を組むもの。「身長158cm体重40kg」とか「身長165cm体重43kg」とかの超体重の少ないモデルおよび読モが登場し、太ももや足首まで含め全サイズを計測して公開したり、ソニプラで売ってる2日間で1瓶飲んで痩せるジュースとか(断食・ジュースクレンズ的な)こんにゃくパスタとかファストフードチェーンのカロリー低いメニューを探せとか数多くのダイエット方法を紹介・実践する記事があったり……当時は結構、メチャクチャだった記憶があります。

でも2016年夏の「ヤセる!Popteen」(角川春樹事務所)で紹介されていたのは、トレーニングやストレッチ、マッサージ、腸からの体質改善、低カロリー献立のレシピ、痩せ見えメイクなど。さすがに過度な食事制限はススメられていませんでした。登場するダイエット成功読者の体重も痩せすぎの子はおらず、コンプライアンスってやつを感じましたね。ただ藤田ニコルちゃんが167cm49.5kgで「おデブ」扱いになっていたのは解せませんでしたが……見た目もデブじゃないし。

「ぽっちゃり」の基準も非常に曖昧ですよね。小学館の運営する美容サイト「美レンジャー」が、男性500名を対象に「顔ではなく“体型のみ”で理想だと思うぽっちゃりスタイルの持ち主は?」というアンケートを実施した結果、1位:深田恭子、2位:綾瀬はるか、となっていてビックリしました。深田恭子は加圧トレーニングやサーフィンでハードに筋肉を鍛えている(カーヴィー樫木師匠のエクササイズも)し、綾瀬はるかは大河ファンタジー『精霊の守り人』(NHK)主演にあたって殺陣などアクションの稽古、筋トレ(腕立て伏せを200回とか、腹筋は30回を5セットとか/by婦人公論インタビュー)、空中ヨガをこなして体づくりをしたそうですよ。彼女たちがぽっちゃりだったのは10代の頃では……? それとも「巨乳イメージ」が一度ついてしまうと、同時にぽっちゃりイメージもベトッと張り付いてしまうものなんでしょうか。

全然美しくない痩身女性はたくさんいる。「痩せればかわいくなる」の嘘!

さて、毎日きっちり手作りできたての美味しい食事が提供される親元を離れて18歳で上京した私は、ダイエットについて考えることがほとんどなくなりました。自炊する気もなく、毎日飲み会に参加するような生活で、ろくなものを食べていなかったので、スルスルと体重が減って、40kg前後になったのです。もともと食事量が少ないし間食をとる習慣もなくて、妊娠出産を挟んで現在までずっと体重は40kg前後を推移しています。

痩せたがっていた高校時代に目標にしていた体重になって、じゃあ、この身長と体重ならカワイイか・キレイか・モテるかっていうと、それは全然別の問題だったんだ……とようやく気付きました。20歳前後はまあ、フツーに良かった。しかし20代後半から30代の今。そして40代へ向かっていくこれから。この体重じゃヤバいんですよね。一言で言いますと、

貧相!!!!!

引き締まりがなくて重力に逆らえずただ細いだけ、20代の時点で色気なくて幼児みたいだったのが30代になって老人みたいに変化。可愛いとか綺麗とかでは全然ない、枯れ枝のような手指や脚で不恰好です。同じ身長・体重でもメリハリ体型の人もいると思いますが、私はいわゆる貧乳ずん胴なで肩の猫背で、たぶんシルエットがちょっとカオナシっぽい。巨乳時代は人生で一瞬もなくて10代はアップルC買うか買うまいか年に3回は悩んでました。バストサイズが80cmを超えたことはなく大体75〜76cmくらい、アンダーバストが65cmでウエストが63cmで尻が78cmくらい(加齢で位置が下がってきたから尻はもっと減ったかもしれません)。棒みたいなもんで、ただ体重が少ないだけで全く美しくないわけですね。海が大好きなのに水着になると貧相すぎてキツい(でも泳いじゃえば見えないからずっと海中にいます、水着の写真は撮りたくないです)。そのくせ体重は変動ないのに贅肉が腰回り〜背中を中心についてきてシルエットがモタついてきました。姿勢かな??? 筋トレ必要かな??? 要するに体重計の数字じゃなくて、体型じゃないですか。数字をぶら下げて歩いてるわけじゃないんだから、体重の数値に一喜一憂しないで「どう見えたいか」でトレーニングするべきなんだなとようやく実感しました。

10代、それは体が一番「成長」する時期。今ならわかります。あのときダイエットに向けていた意識は無意味だったと。それより胸やお尻が丸くなるようにちゃんと脂肪を蓄えておけばよかったと。同じように体重が少ない30代友人たちも口を揃えます。でも10代のときは全然わからない。有村さんの食生活も、藤田ニコルでぶ扱いダイエットも、読者であるティーン女子が鵜呑みにして真似たところでガリガリになるだけで美女にはならないと思うのですが、でも痩せたくて真似する女子はたくさんいるのでしょう。

30代の今、シルエットがカッコよくないと意味ないとようやく気付き、これは食事どうこうではなく、筋肉の付け方を意識した運動をするしかないですね、と当たり前の結論に至りました。運動をする時間なんて捻出しようがないんですけど、そこをなんとかやったほうがいい。おりしも先日、毎年恒例の健康診断(社保)がありました。毎年必ず「痩せすぎ、太りましょう。禁煙しましょう。お酒を減らしましょう。運動をしましょう」と書かれるのです。だから毎年この時期だけ健康意欲が高まるのです。が、今年の結果はちょっと違っていました。「乳がんの疑いアリ」。!!! ジムどころじゃない、一番大事なのは見た目じゃなくて健康な肉体じゃないか! ということで次回、乳がんの精密検査を受けた話を書きたいと思います。

messy

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