着なくなった服、捨てる以外の処分方法は?フリマやリメイク、古着回収でポイントやクーポンがもらえるブランドも
2024年3月21日(木)10時0分 婦人公論.jp
イメージ(写真提供:Photo AC)
そろそろ衣替えの季節です。冬物の服をしまうついでに、着ない服の処分を検討する人も多いのではないでしょうか。処分方法として最も手軽なのは「廃棄」ですが、もし服の状態が良好なら寄付や売却なども選択肢に入ります。服の処分方法をいくつかご紹介します。
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フリマアプリに出品する
スマホさえあれば手軽に出品でき、売りたい値段を自分で決められるのが大きなメリットです。出品する際は、服の状態が伝わるようさまざまな角度から撮った写真を載せるようにしましょう。商品情報欄にはサイズや汚れ・破れの状態などを記載しておくとクレーム防止になります。
フリマアプリに出品する際に注意したいポイントとしては、「購入希望者とのやり取りや発送手配に手間と時間が取られる」「発送にかかる費用を差し引いたらあまり儲けにならないことがある」「出品したからといって必ず売れるとは限らない」などが挙げられます。発送費用がかからないサービスや、直接の手渡しで発送費用が抑えられるサービスもあります。
また、出品してから売れるまでの間は、服を保管するスペースも必要です。保管場所の確保が難しい場合には、別の方法で処分しましょう。
古着買取業者に売る
手放したい服が大量にある場合や、すぐに手放したい場合には、古着のリユースショップやリサイクルショップがおすすめです。店頭に服を持っていき、査定してもらえばその場で売却することができます。なお、査定には少し時間がかかるため、買い取りを依頼するなら時間に余裕のあるときにしましょう。
最寄りの店舗が遠かったり、売りたい服が大量にあったりして直接店舗に持ち込むのが難しいなら、宅配買取サービスを行っているお店を検討してみてください。売りたい服を段ボールなどに詰めて送るだけで査定と買い取りをしてもらうことができ、なかには服を梱包するための資材の配送や集荷まで行ってくれるお店もあります。
ただし、服に汚れ・破れやにおいがあると値が下がったり、買い取ってもらえなかったりする場合がある点には注意してください。
寄付する
服を開発途上国などに寄付する活動を行っている団体や、寄付された服を販売して得たお金で寄付を行う団体などがあり、服をダンボールなどに詰めて送るだけで寄付することができます。ただし多くの場合、送料は自己負担になります。
団体によって寄付できる服の種類や寄付までの流れが異なりますので、詳細は各団体のHPでご確認ください。
『整理収納アドバイザー「捨てる」判断は難しい。でも「捨てる」を飛ばすと片づけはうまくいかない…手放すことに罪悪感を持つ人におすすめの<考え方>とは』はこちら
販売店の古着回収を利用する
一部のアパレルブランドでは、不要になった服や着なくなった服を店舗で回収する取り組みを行っています。回収された服は、新しい服などの素材に使われたり、寄付されたりとさまざまな形で再利用されます。
ブランドによっては、服を回収に出すことでポイントやクーポンがもらえるサービスを行っていることがあるためお得です。普段よく利用するお店があるなら、古着の回収を行っているか確認してみるとよいでしょう。
リメイクする
サイズが合わなくなるなどで着る機会がなくなっても、お気に入りの服は処分しづらいかもしれません。そのようなときはリメイクをしてみるのも手です。リメイクして小物などを作れば、世界に一つだけのオリジナルアイテムになります。
「自分でリメイクするのはハードルが高い…」という人は、古着のリメイクを請け負う業者に依頼したり、各地で開催されているリメイクワークショップに参加したりするのがおすすめです。
古着の交換会に参加する
自治体や企業によって、着なくなった服を別の古着と交換できるイベントが定期的に開催されています。
なかでも注目なのは、子ども服のみを対象とした交換会です。子どもは成長が早いため、あまり着ないうちに服がサイズアウトしてしまうことがよくあります。かといって毎回服を買い替えるのも大変です。まだ着られる状態なのであれば、別の子ども服と交換することで、新しい服を買う費用を抑えることができます。
多くの場合、古着の交換会には「汚れ・破れがある服はNG」などの条件があるため、参加する前にルールをよく確認しておきましょう。
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