26卒就活生の注目企業ランキング、1位は? - 2位アクセンチュア、3位Sky
2025年3月21日(金)13時3分 マイナビニュース
OpenWork は3月18日、「26卒就活生の注目企業ランキング」を発表した。調査は3月3日、OpenWorkに登録している26卒の学生ユーザー19万3,578名が「実際に検索した」企業を集計し、ランキング化した。
26 卒の学生が実際に検索した「注目企業」ランキング、1位は「NTTデータ」となった。同社就活レポートに投稿された、先輩による「入社を決めた理由」を見てみると、「福利厚生が充実しており、ワークライフバランスも比較的安定して、それでいて年収も満足できるレベルだったから。また、官公庁や大手金融機関などをお客様にする、大規模なシステムに関わることができることも魅力的に感じた」(25卒理系)といった声が。
続く2位は「アクセンチュア」、3位には「Sky」がランクイン。いずれも、充実した社員教育によって自身を成長させたいという声が寄せられた。
文理別にみると、いずれも1位・2位は「NTTデータ」と「アクセンチュア」という結果に。文系の上位には、初任給の大幅な引き上げが話題になった「サイバーエージェント」(5位)などのIT系企業や、保険、メガバンクといった金融業が多くランクイン。一方、理系は3位の「日立製作所」を筆頭に、「パナソニック」や「NEC」といった“ものづくり”メーカーが多数ランクインした。
ランクイン企業に入社した先輩達の「入社を決めた理由」には、社風や就活で出会った社員の人柄に惹かれた、業務内容や会社の目指すビジョンが自身の希望とマッチしたという声とあわせて、勤務地が固定または希望の場所であることや、入社前から配属先が確約されていることを挙げる声も。
近年、入社するまで勤務地や配属先がわからない「配属ガチャ」に不安を覚える学生が少なくないことから、「富士通」が先日、新卒一括採用の廃止を発表するなど、優秀な学生を採用し早期離職を防ぐべく「地域限定職」や入社前の配属確定、職種別採用を行う企業は今後ますます増えていきそう。売り手市場が続く中、「学生に選ばれる」ための企業側の変化にも引き続き注目が集まると推察される。