「博多通りもん」を制限ギリギリまで持ち帰りたい皆さんへ 福岡空港売店に心強すぎる味方が居ました
2024年3月22日(金)8時0分 Jタウンネット
「博多通りもん」ってめちゃくちゃウマい。練乳とバターが入った濃厚な白あんが、とにかくもう、たまらない。
福岡に行ったら絶対買っちゃうし、お土産でもらえたらとっても嬉しい! なんて人も多いはず。
そして福岡空港には、そんな人たちにとって有益すぎるPOPが存在しているという。

「博多通りもん」の重さ一覧表だ。
「キャリーケースの隙間に博多通りもんはいかがですか?」
「まだ入りそうったい!!
まあ、通りもんば買っていかんね。」
そう我々を誘惑してくるPOP。6個入りなら290グラム、8個入りなら425グラム、32個入りなら1570グラムと、重さの目安が記載されている。
この画像は、2024年3月16日、Xユーザーのすゑ(@SuePeaHideyoshi)さんが
「福岡空港、荷物の重量制限ギリギリを攻めたい人向けに通りもんの重さ一覧表があるの、好き」
と呟きながら投稿したもの。
そう、これはちょっとの隙間にも通りもんを詰めて帰りたい全国の"通りもんラバー"にとって、とてつもなく便利なPOPなのだ!
「重量オーバーが命取りに...」
18日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・すゑさんによると、博多通りもんの重さ一覧表は福岡空港内の「JAL PLAZA」にあったという。
「はかた通りもんは中にぎっしり餡が詰まってるお菓子なので、荷物の重量制限が厳しいLCCを使う時は泣く泣く買うのを諦めたこともありました。
空港でこのPOPを見かけた際、大体の重さじゃなくて1グラム単位で重量を表示していて、少しの重量オーバーが命取りになる旅客の心強い味方だ...と感じました」(すゑさん)

そしてどうやら、重量制限で博多通りもんの購入を悩む旅客は、すゑさんだけではなかったらしい。
21日、Jタウンネット記者が運営元のJALUX(本社:東京都港区)の広報担当者を通じ、店舗の担当者に話を聞いたところ、この「一覧表」は利用者からの要望を受け、設置されたものだと説明した。
「LCC利用者の方が多くいらっしゃるのですが、LCCは重量制限が厳しく、オーバーすると追加料金がかかってしまう場合もあります。その影響で、お客様からも重量についての問い合わせがよく寄せられていたため、一目でわかるようにとこのPOPを設置いたしました」(店舗担当者)
重量制限は超えたくない、けれど「博多通りもん」は持って帰りたい......!
そんな旅客の熱い思いに応え、救世主は誕生したようだ。
制限オーバーに怯えて涙を飲み、通りもんを諦める——これまでに、そんな悲しい経験をした皆さんも、もう大丈夫。
これからは重さ一覧表を参考に、よき通りもんライフを送ってほしい。