トビタテ!留学JAPAN、高大生約3千人応募…新1年生は4月応募開始
2024年3月22日(金)13時15分 リセマム
トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が官民協働で取り組む留学促進キャンペーン。意欲と能力あるすべての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に、2013年度から2022年度にかけて第1ステージを実施。2023年度からは、グローバル人材育成の取組みをさらに強化するため、新たなビジョンとコンセプトを掲げた第2ステージ(2023年度〜2027年度)を展開し、おもな事業の1つとして返済不要の奨学金を支給し留学を支援する「新・日本代表プログラム」を実施している。
今回、2024年度「新・日本代表プログラム」の応募状況を公表。新高校1年生向けを除く「高校生等対象(第9期)」は、採用予定人数580人に対し、1,566人が応募。コース別にみると、「マイ探究コース」は採用予定300人に対し1,038人、「社会探究コース」は採用予定170人に対し317人、「スポーツ・芸術探究コース」は採用予定110人に対し211人が応募した。高校生等(第9期)は、新高校1年生向けの採用予定人数120人とあわせて全体で700人を採用予定。今後は4月下旬に採否結果を通知、7月10日〜2025年3月31日に留学を開始する。
新大学1年生向けを除く「大学生等対象(第16期)」は、採用予定人数225人に対し、1,347人が応募。コース別にみると、「イノベーターコース」は採用予定45人に対し104人、「STEAMコース」は採用予定90人に対し405人、「ダイバーシティコース」は採用予定90人に対し838人が応募。大学生等(第16期)は、新大学1年生向けの採用予定人数25人とあわせて全体で250人を採用予定。今後は6月20日に採否結果を通知予定、8月1日〜2025年3月31日に留学を開始する。
なお、新高校1年生および新大学1年生対象枠は、4月1日より在籍校からの申請受付を開始。新高校1年生対象は4月22日午後5時まで、新大学1年生対象は4月25日午後5時まで、応募申請を受け付ける。
また、あわせて「拠点形成支援事業」の2023年度採択地域における新高校1年生の募集も4月に開始。滋賀県の「未来を描け!滋賀の海外留学応援プログラム」は4月15日から22日まで、静岡県の「ふじのくにグローバル人材育成事業」は4月1日から30日まで、石川県の「いしかわ高校生グローバル人材育成推進事業」は4月1日から22日まで応募を受け付ける。いずれも在籍校から地域協議会へ申請する。詳細は、トビタテ!留学JAPANおよび文部科学省Webサイトで確認できる。