すべての色が見えるのは4人に1人?! 1億以上の色を識別できる人がわかるカラーテストが話題に
2015年3月23日(月)14時8分 BIGLOBEニュース編集部
4人に1人しか、すべての色を見ることのできないという色覚テストの画像がネットで話題になっている。
この画像は、ニューロマーケティングの専門家・Diana Derval氏が、ネット上に投稿したもの。人によって認識することのできる色の数は異なり、この画像のすべての色を見分けることができる人は、普通の人よりも多くの色を認識することのできる「4色型色覚」だという。まずは、この画像が何種類の色に見えるか試して欲しい。
Diana Derval氏によると、見えた色が20色未満だった人は2色型色覚タイプ。このタイプは、黒やベージュ、青の服を身に着けがちだそう(一般的に、赤や緑を認識しにくいといわれている)。人口の25%がこのタイプ。
20色から32色が見えた人は、青(紫)、緑、赤に反応する錐体細胞を持っている3色型色覚タイプ。人口の50%がこのタイプ(一般的に、100万色ほどが認識できるといわれている)。
33色から39色見えた人は、4色型色覚タイプ。3色型色覚タイプの青(紫)、緑、赤に加えて、黄にも反応する錐体細胞を持っており、人口の25%がこのタイプ(一般的に、1億色以上が認識できるといわれている)。
よって、画像の色は全部で39色あるということになる。少し前にネットで話題になった、見る人によって青黒や白金に見えるドレスは、光による目の錯覚といわれているが、この4色型色覚タイプは、あのドレスのようなケースでも惑わされることはないとのことだ。
※パソコンなどのモニターによって見え方が異なることがある。※4色型色覚を保有する人の数については解明しきれておらず、世界の女性の2〜3%という発表や、女性で50%、男性で8%もの人々が4色の光色素を持つだろうという発表もある。
(c)DervalResearch