ハーレイ・ジョエル・オスメントが孤独な少年を演じる『ウォルター少年と、夏の休日』
2020年3月23日(月)12時30分 シネマカフェ
本作は驚きのラストで世界に衝撃を与えた『シックス・センス』や『ペイ・フォワード 可能の王国』、スタンリー・キューブリックの遺志をスティーヴン・スピルバーグが受け継ぎ完成させた『A.I.』などで世界中に愛されたハーレイ・ジョエル・オスメント。
『ハンナとその姉妹』でアカデミー助演男優賞に輝き近年では『ダークナイト ライジング』『インターステラー』などで知られるマイケル・ケイン、『地獄の黙示録』でゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞したほか、『ゴッドファーザー』などで知られるロバート・デュバル。『7月4日に生まれて』や『ヴィランズ』などのキーラ・セジウィックといったキャストが出演。
物語は1960年代初頭のアメリカが舞台。父親がいない14歳の少年ウォルター(ハーレイ)が夏休みの間、母親の都合で2人の大伯父が住むテキサスの田舎に預けられることになる。
広大な土地に動物と暮らす大伯父たちは40年間も連絡が取れず、莫大な現金を隠し持っているとのうわさも出るほどのくせ者で、無愛想で子どもが嫌いなハブ(ロバート)と、ガース(マイケル)にウォルターはなかなか馴染めないでいた。2人もまた長い夏を初めて会う子どもと共に過ごすという思いがけない事態に戸惑いを隠せない。
テキサスに着いた日の夜、ウォルターは屋根裏のトランクの中から古い写真を見つける。写っているのはジャスミン。2人がフランスの外国人部隊に所属し北アフリカにいた頃、ハブは彼女と恋に落ちたという。もっと深く知りたがるウォルターにガースは、戦争、砂漠のお姫様、アラブのシーク、殺し屋、決闘…アラビアン・ナイトのような奇想天外な自分たちの過去を明かし始めた。その物語にウォルターは強烈に引きつけられていくのだった…というストーリー。
孤独な少年とかつてヒーローだった2人の老人が出会った時、生まれた感動の物語『ウォルター少年と、夏の休日』は3月23日(月)13時35分〜テレビ東京でオンエア。