地味な色の服を選びがちな冬、和田秀樹が<普段着ない色のコート>をおススメするワケ。「慣れない色でも脳では前頭葉がフル稼働して…」【2024年下半期ベスト】
2025年3月23日(日)8時0分 婦人公論.jp
(写真提供:Photo AC)
2024年下半期(7月〜12月)に配信したものから、いま読み直したい「ベスト記事」をお届けします。(初公開日:2024年12月2日)
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「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「普段着ない色のコートで気分を上げる」です。
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普段着ない色のコートで気分を上げる
冬になると、人々の服装も地味な色合いになってきます。
そんな中、明るい色のコートを着ている人が現れると、気分がパッと明るくなることがあります。
それは間違いなく色の効果。
色が心身に与える影響はとても大きいのです。
色々な色をためしてみる
ためしに、カラーバリエーションが豊富な店に行って、色々な色をためしてみませんか?
着回しのことはいったん置いておき、普段は着ない色のコートを試着してみるのです。
たとえば、普段は暗い色が多いなら、ブルーやグリーン、カラシ色やピンク、白などを着てみるのです。
慣れない色に、違和感と新鮮な気分が入り交じるでしょう。
脳への効果
脳内では前頭葉がフル稼働。記憶と目の前の情報から色々なことを考えているはずです。
もちろん、気に入ったら購入して、ワードローブの仲間入りをさせましょう。
(写真提供:Photo AC)
ファッションは脳を刺激し、気分を高めるのにぴったりの手段なのです。
※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
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