「困っているマレーシア人旅行者を助けた私。泊まる場所を探していたので自宅に案内すると...」(大阪府・30代女性)

2024年3月24日(日)11時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜自慢になってすみません〜 投稿者:Aさん(大阪府・30代女性)

Aさんにはマレーシア人の友人がいる。

彼らとの出会いは、偶然のものだった。

<Aさんの体験談>

8年前の3月、大阪の地下鉄の切符売り場で切符の買い方が分からずに困っている外国人を助けた時のことです。

英語は学校で勉強した程度でしたが、私は「May I help you?」と声をかけて助け、その後の予定もなかったので、行き先の駅まで同行し目的地まで一緒に行きました。

宿泊先に遊びに行くと...

日本語は全く話せず、全て英語でのやりとりでしたが、大人6人、子供3人の彼らは、マレーシア人の3家族で、初めて日本に旅行に来たという事がわかりました。

次の日から東京に行くと言ってたので2度と会う事はないと思ったのですが、3日後、大阪に戻ってくるとのこと。

戻ってきた彼らの滞在先まで会いに行くことになりました。

そこは狭い簡易宿泊所で「こんな所と思わず、寒くて困った。どこか他のホテルは無いか?」と聞かれたのですが、物価も高くいい所も紹介できないと思い、当時広い家で一人暮らしをしていた私は自宅に招待することに。

タクシー代も全部出すから、ここはチェックアウトしてほしいと頼みました。

彼らは戸惑いながらも私を信じてチェックアウトして、自宅までついてきてくれました。

マレーシア人家族を自宅に呼んで...

その後、私はまだよく知らない外国人の彼らを自宅に放置して(笑)、ドン・キホーテへ。家に泊まってもらうために、ダブルの布団を2セット買って帰ったのです。

私はソファーで寝て、彼らにはベッドと買ってきた布団を使って寝てもらいました。

彼らは2泊したのですが、その間の観光も全て同行。できる限りのおもてなしをしました。

何故そうしたかというと、仕事は長期休暇を取っていて特に予定がなかったというのもありましたが、知らない文化に触れる事が楽しかったのです。

そしてその年の7月、今度は私がマレーシアへ遊びに行くことに。「是非、マレーシアにも遊びに来て欲しい」と彼らが言ってくれたからです。

1週間、自宅に泊めてくれてマレーシアについて色々教えていただきました。

今でも、これからも続く交流

それからずっと交流があり、その後も日本で2度、マレーシアで3度会っています。

去年、私は子供を出産したのですが今年の2月に子供と2人でマレーシアに行き、2週間友人の家に滞在させてもらい毎日一緒に過ごしました。

彼らとの出会いで、見返りを求めず行動することの大切さをすごく感じました。

「May I help you?」は人の手助けができる素敵な言葉。

これからもずっと交流は続きます(^^)

誰かに聞いてもらいたい「親切自慢」、聞かせて!

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(※本コラムではプライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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