【時計解説】ヤフオクに「コレクター垂涎」のロレックスが登場、そのモデルとは?

2025年3月25日(火)18時0分 マイナビニュース


高級腕時計の代表格として、多くのファンを持つロレックス。その人気は新品だけではなく、現在は販売していないモデルが数多く取引される中古市場でも根強い。
そこで今回はオークファンプロPlusを使って、ヤフーオークションで2025年2月中に取り引き去れたロレックスの商品(最低金額8万円以上)を価格順にランキング化。最も高額で取引されたモデルと、その特徴を解説する。
2025年2月中に8万円以上で取引されたロレックスの商品は合計658点。平均取引価格は52万8,136円だった。
中でも高額取引価格を記録したモデルは次の3本。「18金無垢 1950年代オール純正 パデローン Ref.8171 月齢、トリプルカレンダー Cal.A295」(2,272万7,282円)と「デイトナ Ref.6241 バルジュー Cal.722-1 ブルーデイトナ 1967年製」(1,000万円)、そして「116509WG 新型 ランダム番 スケルトン 全面ダイヤ」(980万円)だ。なお、ここで取り上げている商品名は基本的に出品時の表記に沿っている。
2,000万円を超えて取引された「パデローン Ref.8171」。どんなモデルなのか、時計ジャーナリストの渋谷康人氏に解説してもらった。
「ロレックスの歴史の中でも唯一のトリプルカレンダー&ムーンフェイズ表示付きの非防水モデル。ロレックスといえば防水時計の代名詞。それなのに非防水で、ロレックスらしくない薄型のケースから「パデローン(フライパン)」の愛称で呼ばれる、ロレックスコレクター垂涎の1本。オイスターケースを使った防水モデルが1945年に登場しているのに、なぜ作られたのかも謎。1949年に誕生し1952年までの4年間だけ1200本?、1400本程度生産されたと推定され、防水性のないスナップバックケースだけに、現存する数も限られています。そのうえYGケースモデルは希少。状態が良いとさらに高額になってもおかしくないマニアックな時計です。」

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