“成分不明・影響不明”の世界最凶危険ドラッグ「ブラックマンバ」が蔓延、死人続出中! 中毒者の奇行が超ヤバい=英

3月25日(土)8時0分 tocana

イメージ画像は、「Thinkstock」より

写真を拡大

「ブラックマンバ」、「スパイス」といった名称の合成麻薬が英国で大流行している。合成麻薬とは大麻を化学的に合成したモノで、わずか1400円足らずで、「合法的に」ショップで買えるという。中国やインドで作られているらしいが、その成分は不明で、英国の麻薬取締法では規制対象外だ。


■最凶ドラッグ「ブラックマンバ」が流行中

 薬物使用に関する英国の専門家アレン・モーガン氏は、これらの「リーガル・ハイ(合法的な麻薬)」の流行を深く懸念している。彼はタブロイド紙「Daily Star」のインタビューにこう語った。「我々は大麻やヘロインの作用をよく理解していますので、中毒者の扱い方もわかっています。しかしこれらの合成麻薬は成分すら明確でなく、身体にどんな悪影響があるのかさえ全くわかっていないのです」。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/03/post_12685.html】

 元ヘロイン中毒者は「マンバは存在するドラッグの中で最悪だ。ヘロインやコカインより悪い」と言う。そしてヘロインやコカインの方がまだやめるのは簡単で、これ以上死者が出る前に政府がマンバの規制に乗り出すべきだと力説する。


ブラックマンバ中毒者の“ハイ”状態の姿 動画は「YouTube」より
 これらの合成薬物は、ホームレスや刑務所の囚人の間でも大流行しているという。ある慈善団体によると、マンチェスターの若いホームレスの95%がブラックマンバを使用している。これほどまでにブラックマンバやスパイスが流行した理由は、注射ではなくタバコと一緒に吸うので、試す行為に罪悪感が少ないことと、現在使われている薬物検査では検出できないからだといわれている。ちなみに、本来ブラックマンバとは、世界でもっとも多くの人間の命を奪ったといわれる毒蛇のこと。その名を冠していることからも、ブラックマンバがいかに容易く人の命を奪ってしまうか、おわかりいただけるだろう。


■ブラックマンバ、スパイス、もしくはK2と呼ばれる合成麻薬とは?

 これらの合成麻薬は1990年代初めに作られた。サウスカロライナ州・クレムソン大学のジョン・ハフマンという化学者が脳を研究する過程で、薬物「テトラヒドロカンナビノール(THC)」を生み出したのだ。その後、この研究は悪用され人々は合成麻薬を製造し始めた。

 合成麻薬は天然のマリファナよりも強力で、専門家によるとスパイスの1本はマリファナの100本分にも相当するといわれる。

 ブラックマンバによる死者が続出し、昨年、英国政府はようやくこれらを売る店をすべて閉店させた。しかし時すでに遅く、大勢の人々がすでに中毒者と化し、ブラックマンバへの需要は増え続けている。

 最近放送されたBBCのドキュメンタリー、「Drugs Map of Britain(英国の薬物地図)」の中でブラックマンバ中毒者のリアムはこう話している。「これを吸うと嫌なことが忘れられる。家族無し、友人無し、仕事無し、金無し、何も無しの状況を一時でも忘れられるのさ」。

 ドキュメンタリーの最後では、リアムは家族に会うためにブラックマンバをやめる決断をしている。彼がゾンビから人間に戻れることを願いたい。
(文=三橋ココ)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

tocana

「ドラッグ」をもっと詳しく

「ドラッグ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ