「自転車で橋に激突、流血した息子。助けを呼ぼうにも携帯を家に忘れていて...」(東京都・30代女性)
2022年3月26日(土)8時0分 Jタウンネット
息子が自転車に乗ったまま橋に激突して、血が──。
東京都在住のJタウンネット読者・Eさん(30代・女性)は、ある日そんなピンチに見舞われた。

それは今から4年ほど前。
Eさんが、自転車に乗れるようになった当時4歳の息子と一緒に近所の公園に行った時のこと。
自転車の練習をしていた息子は、Eさんが少し目を離した隙に川にかかる橋に激突。頭から血を流すという怪我を負ってしまう。
慌てて駆け寄るEさん。しかし、なんとその日彼女は自宅に携帯を置き忘れてしまっていて、救急車に電話することができない状況だったのだ。
耳の上辺りから流血してしまい......
4年ほど前、自転車に乗れるようになった当時4歳の息子と2人で、練習がてら自宅近くの大きな公園へ出かけた時のことです。
その日はたまたま携帯を自宅に忘れていたのですが、急用がある訳ではないので特別気にしていませんでした。
公園内では坂や小川があるため、息子には「自転車に乗って下ってはダメだよ」と注意をしながら遊んでいたんです。が、少し目を離した隙に息子は坂を自転車で下りてしまい、そのまま川にかかる橋に激突。私が急いで駆け寄ると、耳の上辺りから流血していました。
携帯もないし、家に戻るまでに何かあったらと私はオロオロするばかり。
そんなとき、ちょうど近くをジョギング中の50代くらいの男性が通りかかりました。
私は彼に、「息子が怪我をしたが携帯を忘れたため、救急車を呼んで欲しい」とお願いしました。
すると......。
「あの男性に出会わなかったらと思うとゾッとします」
「自分は救命の仕事をしているので」
と言って、その男性は傷口を圧迫しながら息子を公園事務所まで運んでくださり、救急隊到着後は状況説明をしてくれたり、息子が運ばれるまで見守ってくださったりしてくれました。

きちんとお礼をしなければと思っていたのですが、当時は気が動転していて連絡先を伺うことも出来ず、そのままになってしまいました。
息子はこめかみの少し上を数針縫うことになりましたが現在、とても元気です。
あの時、あの男性に出会わなかったらと思うとゾッとします。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
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