67回目の結婚記念日。コロナ流行で直接会えない妻のため、夫は施設の外から愛のメッセージを送る

3月27日(金)18時0分 FINDERS

文:peco7766

いまだ拡散を続ける新型コロナウイルス。この影響を受け、免疫力が弱いお年寄りが暮らす介護施設では外部者の訪問を禁止するところが増加している。

そんな中、ある高齢夫婦が結婚記念日を祝った方法が話題になり、多くの感動の声が寄せられている。

新型コロナの影響で離れ離れになった夫婦

米国コネチカット州ヴァーノンに住むボブ・シェラードさんと妻のナンシー・シェラードさんは、今年の3月14日に67回目の結婚記念日を迎えた。70年近い夫婦生活において、2人はこの日を毎年必ず一緒に祝ってきた。

しかし今年は新型コロナウィルスの感染拡大により、ナンシーさんが入居していた介護施設もすべての面会を禁止する措置が取られた。ボブさんがナンシーさんを訪問して記念日を祝うことも認められなくなってしまったのだ。面会禁止になるまで、ボブさんは毎日ナンシーさんに会いに行っていたという。

「彼女に会いたいのに会えないと思うと、悲しい気持ちになりました」とボブさんは『NBC connecticut』 の取材に当時の心境を語った。

夫がボードに記した妻への愛のメッセージ

しかしボブさんは、大切な記念日にナンシーさんに会いに行くのを諦めなかった。ボブさんは自身で作成したボードと風船を手に施設を訪問。そして窓の外からボードを掲げた。

そこに書かれていたのは、「67年間、君を愛してきた。今でも愛しているよ。記念日おめでとう」というメッセージ。ナンシーさんは夫からの愛のメッセージに応じ、2階の部屋の窓から手を振って投げキッスまで返してみせたという。

夫妻の娘であるローラさんは「これは両親にとっての日常の一コマに過ぎません。私は両親から多くのことを学んできました。私は両親が何年にもわたって共有してきたものの半分を学びたいだけです」と語る。

現在、ナンシーさんはアルツハイマー病と認知症の両方に苦しんでいる。もしかしたら、この出来事を覚えていないかもしれない。それでも、ボブさんはどれだけ自分が彼女を愛しているかを彼女に伝えたかったのだ。

ボブさんの愛に溢れたこの行動は瞬く間に世界中に拡散され、インターネット上には夫婦を賞賛する声や感動の声が上がった。

面会禁止の条例は今も続いており、ボブさんが次にいつナンシーさんに会えるかはわからない。コロナ騒動が1日も早く収束し、2人が心ゆくまで会える日が来るのを心から望む。

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