濃厚＆シビ辛スープが秀逸！ 「日清ご褒美ラ王 シビ辛濃厚味噌」を食べてみた

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　2010年代、突如として現れた生麺食感のインスタントラーメン。発売当初、世間の熱狂ぶりといったら、今でも鮮明に思い出せるほどです。2012年より発売している「日清ラ王」もその一つで、カップ麺タイプから煮込み系の袋麺へ展開したことも印象的でした。

　さらに、「日清ラ王」が話題を呼んだきっかけに、ラーメンを食べた客が味に対して相応の額を自由に決めて支払う「値段のないラーメン屋」。客にはラーメンの正体を「日清ラ王」とは明かさず、味と見合う金額として平均545円を支払ったというものです。

「日清ご褒美ラ王 シビ辛濃厚味噌 2食パック」408円（税抜）

　そんな「日清ラ王」から、プレミアム版「日清ご褒美ラ王 シビ辛濃厚味噌」が発売されました。1袋2食入りで408円（税抜）と、袋麺にしては高級路線！　日清ラ王は5食入り525円なので、単純計算でも1食200円とほぼ倍の価格です。

　日々頑張るあなたへ、「日清ラ王」が贈る濃厚リッチな“辛いご褒美”。早速、作って味わってみました。

真っ赤なスープから漂うシビ辛な香り！ 実際に試食してみた

「日清ご褒美ラ王」シリーズは、2019年9月から発売していて、全粒粉入りの麺とワンランク上の濃厚スープが特徴。女性を中心に人気があるそうです。

　今回、新登場した「日清ご褒美ラ王 シビ辛濃厚味噌 2食パック」は、魚介をほんのりきかせた味噌をベースに、唐辛子の辛味と花椒 （かしょう） 、山椒をスープに加えています。液体スープはドロっとしていて、真っ赤っか！　見るからに辛そうです。煮えたぎるスープから沸き上がる湯気に、鼻や目が先制攻撃をうけます。

　麺は、全粒粉を練り込んだノンフライの中太ストレート麺。もちろん、生麺食感でつるっと光沢があり、喉越しもよく、歯触りはモチモチです。

　麺もさることながら、スープが秀逸。魚介をほんのりきかせた濃厚味噌スープで、花椒のしびれが強烈！　勢いよくすすると、むせかえるほどです。

　しかしながら、スパイスの刺激と濃厚な味噌ベースのスープが絶妙で、お店のような味わい。最近、カプサイシンの刺激が足りないという人も、納得の仕上がりではないでしょうか。

　数ある激辛インスタント麺の中でも、かなり本格派！　自宅で手軽に辛いラーメンを楽しみたいときに、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

（撮影・文◎亀井亜衣子）