「焼きそばの外食店がない」との嘆きにネット「九州には想夫恋があるぞ!」

2018年3月28日(水)11時0分 Jタウンネット

もし皆さんが「ラーメン屋の名前を挙げよ」と言われて、いくつのラーメン屋を挙げられるだろうか。ざっと思い浮かべても、ラーメン二郎、哲麺、大勝軒、蒙古タンメン中本......と、さほど苦労することなくいくつかの名前が挙がることだろう。


では、「焼きそば屋の名前を挙げよ」と言われたらどうだろうか。


「えっ...あるの?」とお思いになった読者の方も少なくあるまい。とあるネット民も同じ思いを吐露したところ、あんな店がある、こんな店があると、様々に返答が寄せられることになったのである——。


焼きそば外食店、九州になら割とある...?


匿名ブログの「はてな匿名ダイアリー」に2018年3月14日に投稿された、「焼きそばの外食店がない」という記事で、


「ラーメン屋なんて嫌というほどあるのに なぜ焼きそばの店はないんだ」

と、焼きそば好きの投稿者が嘆きの声を上げたところ、コメント欄には、


「近所にあったよ。焼きそば専門店」
「だいぶ昔の上野駅では、立ち食いそば店で焼きそば作ってたな」
「東京なら六本木に千日前焼きそばって店あるよ」
「本郷にあるぞ!行っとけ!」

と、身の回りに店があったという声が。その中でも、


「九州になら割とあります」
「九州なら想夫恋があるのにな!」
「九州で機会があれば『想夫恋』おすすめ」

という声があったのだ。


「想夫恋の『のれん』以外は...」


「想夫恋」は大分県日田市に本店を構え、九州地方をはじめ、近畿・関東地方などに展開する焼きそば専門店。日田焼きそばの元祖として九州においては盤石な地盤を築いている。


もともとは1957年に「想夫恋焼」という焼きそばの元祖にあたる商品が考案された。野菜にはねぎともやしだけを用いるシンプルなものでありながら、調理には厳しい修行を要するという。そのため、「想夫恋」の公式ホームページでは、


「みなさんが普段よく食べてらっしゃる焼そばは、炒めそば、あるいは五目そばで、本来の焼そばではありません。想夫恋の焼そばは、生麺を沸騰したお湯でゆがいて、麺をじっくり焼き上げる、本物の手間ひまかけたこだわりの焼そばなのです」
「最近B級グルメやマスコミ等で、何々焼そばとか伝統の味○○等々騒いでいますが、歴史を知らない人や今日までの流れを知らない人々に、平気で真面目を装って商売するのは如何なものか。想夫恋の『のれん』以外は、そのほとんどがパクリと言っても過言ではありません。ご用心ください」

と、焼きそばに対する強い思いをにじませている。


九州地方以外を見ると、関東地方では神奈川県横浜市に、近畿地方では滋賀県、京都府、東海地方では愛知県名古屋市に店舗を構えている。機会があれば「本物」の味を口にしてみてはいかがだろうか。

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