いまさら聞けないキャッシュレス決済とは?メリットやデメリットを解説

3月29日(月)17時0分 マイナビニュース


「キャッシュレス決済を使おうと思っているけど、どれを利用すればいいかわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。日本では、多種多様のキャッシュレス決済があるため、どれを使おうか迷ってしまうのも無理はありません。一方でキャッシュ決済には、現金にはないメリットがあるため、活用しないのはもったいないでしょう。
今回は、キャッシュレス決済の種類やメリット・デメリットについて解説していきます。
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■キャッシュレス決済とは
キャッシュレス決済とは、現金を使わずにできる決済サービス全般を指します。クレジットカードやSuica、PayPayなど、キャッシュレス決済の種類はさまざまです。
日本のキャッシュレス決済比率は約20%であり、アメリカやイギリスなど主要各国の決済比率40〜60%※と比較すると普及が遅れています。
そこで日本政府は、2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度、将来的には世界最高水準の80%※を目標に普及を推進しています。
※出典:経済産業省「キャッシュレスの現状及び意義」
■3つの種類と支払方法
キャッシュレス決済での支払い方法には、以下の3種類があります。ここでは、キャッシュレス決済の種類と支払方法について解説していきます。
▼二次元コード/バーコード決済
二次元コード決済やバーコード決済は、スマホに表示させた二次元コードを専用の機器で読み取って決済をする方法です。「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「d払い」などがあります。
二次元コード決済は、キャンペーンを積極的に行っているため、高還元率でポイントを獲得できる点がメリットです。獲得したポイントは、1ポイントにつき1円として、残高にチャージできます。
▼クレジットカード・デビットカード
クレジットカードとは、クレジットカード会社が支払いを立て替え、あとで登録口座から決済金額分が引き落とされる後払い方式の決済方法です。
買い物での決済だけでなく、水道・ガス・光熱費などの公共料金の支払いにも対応しており、もっとも身近なキャッシュレス決済といえるのではないでしょうか。
クレジットカードは、種類が豊富であるため、頻繁に利用する店舗やサービスに応じて、もっともメリットのあるカードが選べます。またカードによっては、海外旅行保険やラウンジを利用する権利などの特典が付帯している場合があります。ただしカードの種類によっては、年会費の支払いが必要です。
デビットカードは、決済をするとその場で口座から利用金額分が引き落とされる随時払いの決済方法です。クレジットカードのように審査がないため、学生でも所有できます。
Apple PayやGoogle Payのようなスマホ決済サービスにクレジットカードやデビットカードを登録しておくと、スマホ端末があればカードを持っていなくても決済が可能です。
▼電子マネー
電子マネーとは、スマホやICカードなどを、端末にかざすだけで決済ができるキャッシュレスです。電車やバスのような公共交通機関で通勤している人は、「Suica」や「PASMO」などの交通系の電子マネーを利用している人も多いのではないでしょうか。
また、全国にあるイオン系列の店舗で使える「WAON」や、セブン&アイグループの店舗で利用できる「nanaco」なども電子マネーに分類されます。
ちなみに「QUICPay」や「iD」なども電子マネーに分類されます。「Suica」や「nanaco」が先に残高にチャージするプリペイド型(先払い)であるのに対し、QUICPayやiDなどは、ポストペイ型(後払い)の電子マネーです。

■キャッシュレス決済のメリット・デメリット
では、キャッシュレス決済にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?それぞれ確認していきましょう。
▼キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済を使うメリットは3点あります
・現金を持たなくてよくなる
・お金を使った履歴が残る
・ポイントが還元される
キャッシュレスをメインの決済手段にすると、持ち歩く現金が少なくて済むため、大きな財布は不要です。お金を引き出す機会も減るため、ATMに行く時間や引き出し時に発生する手数料を削減できます。
他人と現金の受け渡しをする機会もなくなるため、感染症対策としても有効なのも、キャッシュレス決済のメリットでしょう。
またキャッシュレスで決済をすると、管理アプリに履歴が残ります。家計簿アプリとキャッシュレス決済を連携すると、ほぼ全自動で家計簿をつけられる点もメリットといえます。
そして決済した金額に応じて、ポイントが還元されるのもキャッシュレス決済の魅力です。
例えば、楽天カードで決済をすると、100円につき1%が還元されます。還元されたポイントは、1ポイントにつき1円の価値があるのが一般的であるため、お金を使うとお金が戻ってくるといっても過言ではありません。
▼キャッシュレス決済のデメリット
一方でキャッシュレス決済には、3つのデメリットがあります
・キャッシュレス決済を利用できない場合がある
・一度チャージすると現金化しにくい
・利用が面倒に感じる可能性がある
キャッシュレス決済の普及が進んでいるとはいえ、すべての店舗が対応しているわけではなく、店舗によって決済に利用できるサービスも異なります。地震や豪雨などの災害で停電が発生した場合、店舗の決済端末が起動していなければキャッシュ決済は利用できません。
またPayPayやLINE Payのようなプリペイド方式のキャッシュレス決済は、一度チャージすると現金化しにくい点にも注意が必要です。
二次元コード決済やバーコード決済は、事前にチャージし、決済時にスマホアプリを開いてバーコードを読み取ってもらう動作が必要です。そのため人によっては、面倒に感じてしまうでしょう。
まとめ
キャッシュレス決済を使いこなせれば、スピーディーに支払いができるだけでなく、現金とほぼ同じ価値があるポイントが還元されるなど、さまざまなメリットがあります。まだ現金派だという方も、ぜひキャッシュレス決済を使ってみてください。
なお次回からは、二次元コード決済やクレジットカードなど、それぞれのキャッシュレス決済について詳しく解説していきます。
品木彰 しなき あきら 保険・不動産・金融ライター/2級ファイナンシャル・プランニング技能士大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後人材会社で転職したのちに副業としてwebライターを始める。お金に関する正しい知識をたくさんの人々に知って欲しいとの思いから、2019年1月よりwebライターとして独立。これまで保険、不動産、税金、音楽など幅広いジャンルの記事を、多数のメディアで執筆・監修している。 この著者の記事一覧はこちら

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