過小評価されてるガンダム作品 「ZZ」「UC」等が挙げられているけど、本当にそうか?

2019年3月30日(土)8時30分 キャリコネニュース

少し前に『機動戦士ガンダムF91』が過小評価されているのではないか、というテーマのコラムを書いた。その際に記事を読んだ知人から「過小評価されているって言い出すと、それこそ初代から最新作までそういう意見はあるんじゃないかな?」と指摘を受けた。

まあ、言われてみれば『Gガン』も『鉄血』も『レコンギスタ』も、そういう意見がないわけではない。過小評価されているという意見は、もしかするとガンダムシリーズの大半の作品に当てはまるのではなかろうか。(文:松本ミゾレ)

あれもこれも「過小評価だ」と評価されがちなガンダムシリーズ

特にネットではその傾向が強いようで、ためしに2ちゃんねるで「ガンダム 過小評価」でスレッドを検索してみると、まあ本当にさまざまな作品がヒットしてしまう。

たとえば「ZZは過小評価アニメ」だとか「ユニコーンは過小評価されてるけど鉄血よりマシ」とか。それに加えて「クロスボーンはあの時代にしては挑戦的なのに過小評価」とか「〇〇は過小評価」とか、もうなんでもいいじゃん! って思えてしまう勢いだ。

一体なぜガンダムファンは、こうしてことあるごとに過小評価作品認定したがるのだろうか。『ZZ』は別にそこまでマイナーでもないし、番組後期に登場したMSも結構プラモ化されている。ドーベンウルフなんてその筆頭だ。

『UC(ユニコーン)』にしても、あれはテレビシリーズではないわけで、それを考えれば相当健闘した作品にしか思えない。『クロスボーン』はもともとコミックだから、過小評価と言われても媒体のジャンルが違うのでピンと来ないし、それを言うなら他のコミック誌で連載されていた数多くのガンダム漫画のほうがよほどマイナーだ。マイナー過ぎて「過小評価だよね〜」という声すら掛けてもらえてないんだもの。

ガンダムはなんだかんだで恵まれている

こんな感じで2ちゃんねる上では「この作品は過小評価されている」という声が出ているが、それぞれのスレッドはさほど盛り上がっていない。一番書き込みが多いスレッドでも書き込み数は200件以下だ。

これってつまり、それぞれのスレッドが掲げる「この作品が一番不遇」という意見への賛同が少ないことを意味するんじゃないだろうか。あるいは熱烈に議論が沸騰することもない程度に、各作品を不遇認定したがる人々が分散しているのかもしれない。

「過小評価だ、過小評価だ」と嘆くのは、その作品が好きなオタクにとっては当然のことかもしれないけども、果たしてそれって実態に即しているのか。ガンダムシリーズってどれもこれも結構顧みられる頻度が高い作品群ばかりなのかもしない。

だってコミック初出の作品が、ゲームでCG作られたり、登場人物に声優がアテられたりするんだもの。こんなの他のロボットアニメではまずありえないことだ。

ガンダムシリーズほどこれまでリリースされてきた作品にスポットライトが当たるような、ファンにとっていつまでもホットなアニメってないと思うんだよね。不遇もへったくれもないのかもしれない。

まあ、こんなこと書いてる僕も、数か月前には「F91は不遇だなぁ」みたいなことを主張していたんだけど(笑)


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