文科省、高校指導要領を告示…H34年度施行
2018年3月30日(金)13時15分 リセマム
文部科学省は平成30年3月30日、高等学校学習指導要領の全部を改正する告示を公表した。各教科の内容を「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つの柱で再整理した。新しい学習指導要領は平成34年4月1日に施行する。
新しい高等学校学習指導要領は、子どもたちに育む「生きる力」を資質・能力として具体化し、「何のために学ぶのか」という学習の意義を明確化した。「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つの柱が偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を図ることとした。
具体的には、理数教育では、新たな探究的科目として「理数探究基礎」「理数探究」を新設。外国語教育では、「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やりとり・発表]」「書くこと」の力を総合的に育成するための「英語コミュニケーションI、II、III」や発信力の強化に特化した「論理・表現I、II、III」を新設。職業教育では、産業界で求められる人材を育成するため、「船舶工学」「観光ビジネス」「総合調理実習」「情報セキュリティ」「メディアとサービス」を新設する。
また、情報科の科目を再編し、すべての生徒が履修する「情報I」を新設することにより、プログラミング、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベース(データ活用)の基礎などの内容を必修とした。また、データサイエンスなどに関する内容を充実させる。
平成31年4月1日から平成34年3月31日までを移行措置期間とし、必要な特例については追って告示する。新高等学校学習指導要領は平成34年4月1日に施行する。
新しい高等学校学習指導要領は、子どもたちに育む「生きる力」を資質・能力として具体化し、「何のために学ぶのか」という学習の意義を明確化した。「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つの柱が偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を図ることとした。
具体的には、理数教育では、新たな探究的科目として「理数探究基礎」「理数探究」を新設。外国語教育では、「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やりとり・発表]」「書くこと」の力を総合的に育成するための「英語コミュニケーションI、II、III」や発信力の強化に特化した「論理・表現I、II、III」を新設。職業教育では、産業界で求められる人材を育成するため、「船舶工学」「観光ビジネス」「総合調理実習」「情報セキュリティ」「メディアとサービス」を新設する。
また、情報科の科目を再編し、すべての生徒が履修する「情報I」を新設することにより、プログラミング、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベース(データ活用)の基礎などの内容を必修とした。また、データサイエンスなどに関する内容を充実させる。
平成31年4月1日から平成34年3月31日までを移行措置期間とし、必要な特例については追って告示する。新高等学校学習指導要領は平成34年4月1日に施行する。