「子ども中心」の生活が終わって気づく…ガッツリ長い50代からの夫婦生活、どう過ごす?

3月31日(水)22時15分 All About

今は人生100年時代。50代はまだまだ人生の前半を折り返したばかりとも言えます。人生の後半戦の数十年、子供が生活の中心ではなくなった後、次に人生の中心に来るのが何かによって夫婦の方向性は2方向に大きく分かれます。

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50代からの夫婦関係

子育てが一段落した50代夫婦。かつては、定年やリタイア後の人生をそろそろ考え出す年代でしたが、今は人生100年時代。50代はまだまだ人生の前半を折り返したばかりとも言えます。人生の後半戦の数十年、子供が生活の中心ではなくなった後、次に人生の中心に来るのが何かによって夫婦の方向性は2方向に大きく分かれます。

夫婦でハマったDIYが絆を深め……

子供が育った後、人生の中心は「夫婦の時間」と考えているのは真理子さん(55歳・仮名)。
出産後いったん退職し、40代からずっと派遣社員で仕事をしてきた真理子さん。54歳で働き方の転機を迎えました。
「派遣社員には表向き年齢制限はありませんが、実際は若い女性が好まれる傾向があります。私は経理・税務の知識があったので比較的仕事には困りませんでしたが、54歳で派遣先が変わる際、スムーズに新しい派遣先が決まらなかったんです。やっぱり年齢か……と思ったのがきっかけです。そのタイミングで派遣をやめて、近所のパートに働き方を変えました。ちょうどコロナ禍で夫も在宅勤務中心になり、私も家にいる時間が増えたので、夫婦でリフォームやDIYにハマるようになったんです。最初は棚を作るぐらいだったのが、壁紙を張り替えたり、押入れをクローゼットに改修したりなど、だんだん本格的になってきて、今では二人とも工具の扱いに慣れました」と笑う真理子さん。
このリフォーム活動が夫婦の関係を変えるきっかけになったのだとか。
「家の中をどのようにしたいかを考えることは、今後、どのように暮らしたいか、を考えることです。子供たちが巣立った後、この家で、二人でどんな風に暮らしていくのかを具体的に話し合うことができて、今後の夫婦の時間を大切にしていきたい気持ちが大きくなりました」

夫の病気がきっかけで気付いた大切なこと

パートナーの病気がきっかけで夫婦仲を見直した、というのは雅美さん(58歳・仮名)。「昨年、夫に大腸がんが見つかりました。幸いごく初期で大事には至りませんでしたが、夫婦仲を考える大きなきっかけになりました」
実は5年前、夫の浮気に苦しんでいたという雅美さん。
「夫が部下の女性と1年近く不倫関係にあったことがわかりました。“一夜の過ち”ならともかく、1年間も騙されていたのかと思うと大変ショックで、離婚も考えて夫と話し合いました。結局『やり直したい』と土下座までした夫の勢いに押されて「許してあげる」と言ったものの、心の中ではもやもやしていたのも事実です。夫の電話やLINEの着信がどうしても気になったり、出張と言われると疑心暗鬼になったり。でも、病室の夫が『5年前に君を傷つけたバチが当たったのかな』と涙を流したのを見て、この人も、浮気を後悔して苦しんでいたんだと気が付きました。誰でも過ちや迷いはあって当たり前。相手を許すと決めたのなら、いつまでも引きずるのはやめようとその時思ったんです。過去ばかりを見ず、前を向いて、これからの夫婦の時間を大切にしようと心に決めました」

何かのきっかけで夫婦関係が良くなることもある

未来に目を向けて、そこにいる自分を想像したとき、パートナーがすぐそばにいるイメージが浮かぶなら、そこに向けて、今何をするべきなのかが見えてくるかもしれません。
特にステイホームのときにDIYを始めたというカップルはとても多く、二人の将来像を考え直すきっかけになってよかったと思います。
二人で、同じ目的の作業をする。それに関する買い物をいしたり、休憩中にお茶を飲んだり、会話がはずむ。身体を動かすので適度な疲労感を感じ、いたわりあう。夜は、満足感でよく眠れる。DIYは夫婦ラブラブの要素をふんだんに含んでいます。
自分たち夫婦にぴったりのきっかけを見つけようではありませんか。
(文:三松 真由美(夫婦関係ガイド))

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