いろんなものに「ヤー!」とかけたい 稚内生まれの「なかやま粉にんにくん」でめっちゃパワーが湧いてきそう

2022年3月31日(木)8時0分 Jタウンネット

北海道のラーメン屋で発見されたとある調味料が、ツイッターで話題になっている。

注目を集めているのは、ツイッターユーザーのwhezavy(@whezavy)さんが2022年3月17日、投稿したこの写真に映っている調味料の商品名だ。その名も、

「なかやま粉にんにくん」

タレントでボディビルダーの「なかやまきんに君」さんを彷彿させるその名前が注目され、ツイッターでは12万7000件を超える「いいね」(30日夕時点)のほか、

「パワー!!!!!!!」
「パワーがつきそう」
「かける時の掛け声はやはり『ヤー!』なのですよね」
「CMに起用してほしいw」

などのコメントが寄せられるなど大反響。

いったい、どうしてこのような名前になったのか。 由来が気になったJタウンネット記者は、「なかやま粉にんにくん」を生産する「なかやま農園」(北海道稚内市)代表の中山亮さんを直撃した。

他にも「にんにくん」や「黒にんにくん」がある

中山さんは稚内で通信設備会社の社長を務めつつ、ニンニク農家もしている。

「なかやま農園」では、今回話題になった「なかやま粉にんにくん」のほかにも、生のニンニク「なかやまにんにくん」や発酵熟成させた「なかやま黒にんにくん」も生産、販売している。

中山さんだから「なかやま」なのは分かったが、では「にんにくん」というネーミングはやっぱり、意識しているのだろうか......? そんな記者の疑問に対し、中山さんは

「最初は『なかやまにんにく』という名前にしようと思ったんです。でも、く、で終わるとちょっと言いづらいなってことになって。色々考えていた中で、『なかやまにんにくくん』という案が出たとき、それも言いづらいから『なかやまにんにくん』はどうか、ということでこの名前に決まりました」

と回答。どうやら、名前の由来と「きんに君」は特に関係はなかったようだ。

ちなみに、「なかやま粉にんにくん」が発売されたのは、20年2月29日、4年に1度の「ニンニクの日」。形が悪いなど、見た目の理由でのニンニクの廃棄を減らすためだった。

生のニンニクをそのまま乾燥・粉砕しており、そのほかの混ぜ物は一切入っていないことからニンニク本来の旨味を味わえるのが特徴で、口に入れたときに一番美味しく感じるような粒の大きさにもこだわっているという。

使い方のバリエーションは豊富

そんな「なかやま粉にんにくん」のオススメの使い方を中山さんに聞いた。

「ラーメンや野菜炒めにかけてもいいし、焼き鳥やからあげに一振りするだけでぐっと味が変わります。『なかやま粉にんにくん』を置いてくれているお店では、観光客の方が海鮮丼にかけてニンニク醤油にしていると聞いて私も試してみたんですが、これもすごく美味しかったです。粉なので少量かけるだけで十分風味がするので、翌日のことなどもそこまで気にせずお使いいただけるのかなと思います」

また、今回「なかやま粉にんにくん」がツイッター上で注目を集めたことについては

「元々、地域起こしをしたいという思いではじめたことなので、こうして話題にしていただけたというのはとても有り難いです。このニンニクをきっかけに、ぜひ稚内に来ていただいて、もっと稚内の魅力を色々知っていただければと思います」

とコメントした。

現在、「なかやま粉にんにくん」は稚内駅前の複合施設「キタカラ」や市内のスーパーなど道内5か所とオンラインショップ「うろこ市」で販売。稚内市を中心とした一部飲食店にも置かれている。

だが、全て手作業で生産を行っているため、出荷できるのは年間2500本ほど。毎年8月頃からの出荷開始となるため、すでに21年出荷分は品切れの可能性もあるとのことだった。

Jタウンネット

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