マツコ、張本氏の炎上発言に「ありがたい存在」「私たちは楽しんでる側面がある」と持論展開
2019年4月2日(火)13時35分 キャリコネニュース
野球解説者の張本勲さんの炎上発言について、4月1日放送の「5時に夢中!」(MX系)でマツコ・デラックスさんが言及した。
3月31日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表・ビジャ選手の活躍が報じられた際、張本さんが「外国人が頑張っても私興味ない」と発言し、ネットから大バッシングが寄せられた。
マツコさんは、本来ならさまざまな意見があるはずだが、今はコンプライアンス問題などで、「段々平均的な、みんな同じことをいう時代になった」と持論の展開を始める。(文:石川祐介)
張本さんは「色んな意見があるってことをかき乱している存在」マツコさんは、内容はともかく「ある程度年齢を重ねた方の言いたい放題っていうのは、とてもありがい存在だと思う」と発言。歯に衣着せぬ物言いが出来る年配者は今の時代とても貴重な存在だという。
「問題発言をしてしまうかもしれないけど、あんまり張本さんを叩くんじゃなくて『色んな意見があるってことをかき乱している存在なんだ』って意味で、(歳を重ねた人達の発言を)私たちは楽しんでる側面があるのも事実じゃないですか」
実際、長嶋一茂さんや梅沢富美男さん、坂上忍さんなど、好き勝手発言する歳を重ねた有名人の活躍が目立っている。尖った発言でよく炎上するが、彼らの発言を受けて「違うのではないか」と自分の意見を述べやすくなる側面もある。
メディアでよく見かけるのも、なんだかんだ彼らの言動を楽んでいる人が多いことの現れかもしれない。
外国人差別というより、日本選手に「できることなら日本で頑張って欲しい」また、マツコさんは「張本さんは日本の凄い選手が大リーグに行った時も同じような熱量で批判している」と述べた上で、
「外国人を差別していると言うよりは、日本のプロスポーツに対する感覚が『できることなら日本で頑張って欲しいな』とか『外国に行かずに日本国内のスポーツを盛り上げて欲しい』っていうのが根底にある」
と話す。日本国内のスポーツの繁栄のため、日本人には留まってほしいという思いが空回りした結果、オブラートに包まずに発言をしたために「差別発言」と捉えられているのではないかと推測する。マツコさんは「そういうところを考慮してみると面白い」と締めた。