メイク悩みの7割は眉が原因! 冨永愛のヘアメイク担当が教える「正しい眉毛の描き方」|嫌いなパーツが武器になる

2022年4月1日(金)11時42分 マイナビ子育て

慌ただしく子育てに追われるうちに、自分のメイクの正解がわからなくなってしまったママへ。国際的に活躍するメイクアップアーティストRyujiさん初の著書『嫌いなパーツが武器になる 1万人の顔を変えたプロのメイク術』(徳間書店)より、自分の顔が好きになるメイクのアドバイスを連載形式でお届けします。

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メイクの悩みの7割は眉毛の問題

メイクの仕事で楽しいのは、人を幸せにできること。自分の顔がきれいになって怒る人はいません。みんなきれいになった自分の顔を見て、笑顔になるんです。

僕は眉毛に関しての悩みをよく聞きます。上手く描けない、ボサボサでお手入れをどうして良いかわからない……などなど、もしかしたら眉毛の悩みが一番多いのかもしれません。確かに、眉毛をきれいにナチュラルに描くのって難しいですよね。眉は、その形によってお顔のイメージがガラッと変わるので、どうやってきれいな形を描くかという所に意識が向いてしまいがちですが、実は形だけでなく、ナチュラルに見えるかどうかという点もとても重要です。 では、眉がナチュラルに見えない要因を考えてみましょう。ひとつは色の選び方です。よく見かけるのが、トーンを明るくしようとして、元々の眉毛の色とブレンドされていなかったり、肌や髪色に合っていなくて、眉だけ赤浮きや白浮きしてしまっているケースです。そして、もうひとつは描き方の問題です。使用色も肌色や髪色にマッチしているのに、なぜか、切って貼ったようにパキッとなってしまい、その結果浮いて見えてしまうケースです。では、どうしたら上手にナチュラルに描けるのか?皆さんは、元々眉が立体的だということに気がついていますか?当たり前の話ですが、眉は肌から眉毛が生えています。つまり、肌よりも前に浮いています。これに形を描いたり、色をつけたりするのですが、眉頭から眉尻まで、同じ色、同じ濃さで描くと、立体感がなくなりフラットになってしまいます。その結果、切って貼ったような眉になってしまうのです。下では、もう少し詳しく眉毛の簡単な描き方のコツをお伝えします。

1 アイブローパウダーでトーンを合わせる

Aのブラシで眉毛の毛並みを整えてから、Bの眉毛よりワントーン明るい色のアイブローパウダーを使って、眉毛の生えていない所や穴の空いている所を埋めながら、アイブロー全体の色の濃さを合わせていきます。

2 アイブロー全体の濃度を上げて、形を整える

全体のトーンが大体そろったら、1と同じ色のアイブローパウダーで、1で整えたトーンの濃度を濃くしながら好みの形に整えていきます。

3 眉頭と眉尻を丁寧にぼかす

Aのブラシで眉頭と眉尻を丁寧にぼかします。このとき、眉頭は鼻筋に向かって、眉尻はこめかみに向かってぼかしていきます。

4 眉毛を1本1本描き足す

Cの眉毛と同じ色のアイブローペンシルで1本1本丁寧に描いていきます。けっして塗りつぶさずに毛が生えているような濃淡を作るのがポイント。

(『嫌いなパーツが武器になる 1万人の顔を変えたプロのメイク術』著・Ryuji、イラスト・二階堂ちはる(徳間書店)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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書籍『嫌いなパーツが武器になる 1万人の顔を変えたプロのメイク術』について

子育て中のメイクはついルーティンになってしまいがち。メイクを変えてみようと誰かのマネをしても、なんだかしっくりこない。効率よく自分に似合うメイクが知りたい。そんなママの強い味方になる一冊です。

モデルの富永愛さんも推薦。世界的なヘア&メイクアップアーティストの著者が「自分らしさ」を活かしたメイクで自分だけの輝き方ができる方法を紹介しています。

例えば自分の嫌いなパーツは、隠すことばかり考えていませんか?実は、嫌いなパーツこそがあなたの個性で、自分だけの魅力を引き出す武器になるのです。そんなメイクの思考を変えるアドバイスから、「メイクは50cmの距離感で」「チークブラシは一方通行が原則」「眉毛の長さで輪郭が変わる」「マイナス0.5トーンの法則でぴったりの肌色に」などの基本やプロのテクニックまで。

プロ直伝の自分を美しくする方法、自分を好きになる方法が満載です。

Ryujiのプロフィール

ヘア&メイクアップアーティスト。東京でフリーランスとして活動した後、2000年に渡米。ニューヨークを拠点に、主に『VOGUE』などのファッション誌や広告、CM を中心にアメリカ、ヨーロッパ各国で活躍。AlbertWatson、SanteD’Orazio、 BettinaRheims など著名な写真家とコラボレートした作品も多い。2009 年より東京に拠点を移し、著名人のヘア&メイクのみならず、化粧品メーカーの開発アドバイザーや、グローバルに展開する美容室グループのクリエイティブ・ディレクターを務める。写真展やインスタレーション作品への参加など、アーティスティックな活動も多い。今回が初めての著書。

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