「死んでも働け!」奴隷のように働く社畜の結末は… 絵が動く漫画アート「社畜ノート」に反響

2018年4月4日(水)16時21分 BIGLOBEニュース編集部

提供:しんらしんげ(@shin___geki)さん

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会社に飼い慣らされ奴隷のように働く"社畜"の顛末を描いた漫画アート「社畜ノート」がTwitterに投稿され、大きな反響を呼んでいる。


「社畜ノート」は、90度に開いたノート2ページに描くことで立体的に見せた漫画アート。ホームに入る電車や変わる風景、開くドアなど、随所に動くギミックがあり、ノートをめくり仕掛けを動かことでストーリーが展開していく。


「社畜ノート」に描かれているのは、朝早くから夜遅くまで働き続ける男性会社員の顛末。男性は、ホワイトボードに「死ぬまで働け」「欠勤 遅刻 定時退勤 即解雇」と書かれたブラック企業に勤めている。仕事漬けにされ日に日に疲弊していくが、ホワイトボードは「死んでも働け」とエスカレート。同僚の女性は、残業後に会社を出たところで交通事故に遭ってしまう。それでも働き続ける男性はある日、首を吊り自殺を図るが、入院中の同僚から電話があり「がんばって わたしもがんばるから」と声を掛けられる。


首を吊ろうとするシーンでは、ページをめくるごとに縄がアップになり、縄の先に見える花畑も大きく広がっていくが、花畑は奥に描かれた1枚のみ。また、同僚からの電話に泣くシーンでは、涙の部分を切り抜き、奥の紙を揺らすことで涙が流れる演出がされている。このような立体的な演出と切ないストーリーに、Twitterでは「泣ける」という声が多数。「これが世の中の現実だからこそ尚更辛いし悲しい」「もうこれ以上頑張れないだろこの人…」「クビとか転勤とか覚悟でみんな定時で帰っちゃえよ」といった声も寄せられ、大きな反響となっている。


「社畜ノート」は、TwitterやInstagramでアート作品を発表している、しんらしんげさんの作品。3つの紙コップを重ねて作った「ドラえもん」の紙コップアートは28万回以上リツイートされ、2016年で最もリツイートされたツイートに選ばれた。


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