22年ぶりに東京へ『ジブリの立体造型物展』が凱旋!会場の近くにポニョとそうすけが食べたあのラーメンも登場🍜
2025年4月4日(金)0時15分 Pouch[ポーチ]
スタジオジブリ作品が生まれてから40年。1985年に制作された『風の谷のナウシカ』をはじめ、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など数々の名作を世に生み出してきました。
ほぼ同世代であるアラフォー&アラサーは「ジブリと一緒に人生を歩んできた」といっても過言ではない、と思うのですが……私みたいに「ジブリ映画のなかに入ってみたい」と考えたことがあるのでは!?
22年ぶりに東京凱旋を果たす『ジブリの立体造型物展』に行けば、なんとその夢が叶っちゃうようなんです。
【どんな展覧会?】
スタジオジブリ展の原点として2003年にスタートした『ジブリの立体造型物展』。
ジブリの知名度がまだ低かったころに海外ではどのように作品が届けられていったのか、その過程をたどりながら、映画の名場面を「立体的な造形物」で紹介していく展覧会です。
北米版「ハウルの動く城」ポスター (C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
さらに会場では、宮﨑駿監督がかつて三鷹の森ジブリ美術館の企画展示用に制作した短編アニメーション映画 『空想の空とぶ機械達』(2002年)の特別上映もおこなわれるの〜! ジブリの歴史を知る貴重な機会となりそう!
(C) 2002 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
【体験できること】
展覧会における最大の目玉は「立体的な造形物」の展示です。『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』など、ジブリ作品の名場面が立体造型物となって会場に出現します。
(C)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
『千と千尋の神隠し』に出てくる湯屋、『ハウルの動く城』のハウルの家などに加えて、公式サイトにはこんなものも!
・『もののけ姫』の森
・『崖の上のポニョ』の海
・『天空の城ラピュタ』シータを救出するシーン
これらを立体造形物として目の当たりにできるだなんて、まさしく「ジブリ映画のなかに入った」かのような気分を味わえそうです。テンション上がるわ〜〜!!
(C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT
また会場には、『紅の豚』に登場するミラノの工房・ピッコロ社もお目見えするみたい。「もしも本当に飛行艇サボイアS-21があったら」という想定のもと、特撮界のエキスパートがあの飛行艇をリアルに再現するのだとか……!!
制作中のサボイアS-21 (C) 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN
【あのラーメンも食べられる!】
2025年5月27日から9月23日まで東京・天王洲にある寺田倉庫 B&C HALL / E HALLにて開催される「ジブリの立体造型物展」。
会場となる寺田倉庫周辺は運河に面しており、映画に出てくるピッコロ社のような場所でもあります。これって最高のロケーションだと思いませんか。
ちなみに、会場隣接の水上施設・T-LOTUS Mでは、2年前に金曜ロードショーとジブリ展で販売して話題となった「あのハム入りラーメン」を販売するのだとか!
「あのハム入りラーメン」 ※試作品
チケット料金は大人1900円、中高生1600円、小学生1200円となり、3月22日から発売中。「あのハム入りラーメン」がついてくる特典付きチケットや、三鷹の森ジブリ美術館とのセット券やホテルの宿泊プランと連動したチケットも販売していますよ〜!
参照元:ジブリの立体造型物展、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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