明治大学、日本学園と系列校連携…7割超が推薦で進学へ
2022年4月4日(月)11時45分 リセマム
明治大学は、2021年12月23日に日本学園との系列校化基本合意書締結した。その後、協議を進め、2022年3月31日に系列校連携に関する協定を締結した。
協定のおもな内容は、「2026年4月1日から日本学園中学校・高等学校を明治大学の系列校とする」「学校名を明治大学付属世田谷中学校・高等学校とする」「系列校化と同時に男女共学校とする」「明治大学への付属高等学校推薦入学試験による入学者の受け入れは2029年度からとする」の4点。系列校化基本合意書から変更はない。
卒業生のおよそ7割(約200人)以上が明治大学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築を目指す。なお、今後定める推薦基準については、既存の付属校・系列校に準じるものを検討しているとしている。
明治大学理事長の柳谷孝氏は、「本学では42年ぶりとなる系列校の設置であり、2031年に創立150周年を迎えるにあたり、新たに歴史が刻まれます。フレッシュな新風が吹き込み、本学のキャンパスが、これまで以上に切磋琢磨する”学びの場”となることを期待しています」とコメント。
日本学園理事長の松本勝馬氏は、「共学校として世田谷の緑多き豊かな環境に恵まれた本校で、時代の変化に則した基礎学力と人格の形成を養い、明治大学で本格的な学問に取り組める生徒を育てます」とコメントしている。