パラグライダーで着地したらカンガルーが近づいてきた。フレンドリー?いや違う。まさかのルーパンチを食らう

4月5日(金)19時30分 カラパイア

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 3月7日、オーストラリアでパラグライダーを楽しんだ男性ーが、まったく面識のないカンガルーに突如襲われるという切ない事案が発生した。

 首都キャンベルの空を飛んだ後、見晴らしの良い場所に着地を始めた男性。

 だが、ようやく地面に着くやいなや野生のカンガルーが近づいてきた。人懐っこいタイプなのかなと油断していたら全然違う。

 それは襲来だったのだ。

 男性は好戦的なカンガルーにパンチをお見舞いされる事態に。
Curious Kangaroo Charges Paraglider || ViralHog

・パラグライダーで無事に着地できるかと思いきや・・・

 この日、ユーチューバーのジョナサン・ビショップはキャンベラ周辺上空の絶景をパラグライダーで満喫し、およそ2時間後に目標の着地点までやってきた。

 そこは周回衛星の支援に使われていたオロラル・バレー宇宙基地の敷地内で、見通しの良い谷にあるため安全に降りられそうだった。

 ついでに言うとその先には荒野や木々が生い茂る尾根しかなく、この着地を逃すと後がない状況だった。

スクリーンショット-(389)
image credit:youtube

 彼は丸いコンクリートの着地台を一心に目指した。その時は着陸に集中していたため、周囲に目を配ってなどいられなかった。


・着地と同時にカンガルーの襲来

 気づいたのは着地直前だ。

 ようやく地面に届くと同時に、かなりの速度でジャンプしてくるカンガルーが視界に入った。その時は、人懐っこいのから近づいてきたのかな?くらいにしか思っていなかった。

 そこでカンガルーに「よう、今日も元気に跳ねてるかい?」と声をかけた。

スクリーンショット-(391)
image credit:youtube

 でもどうやら違ったようだ。

 カンガルーは全然そんな気分ではなかったらしい。

 完全な戦闘モードに突入していたのだ。油断していたジョナサンに、ボクサーさながらの激しいルーパンチを仕掛けてきた。しかも2度も。

スクリーンショット-(393)
image credit:youtube

 思いもよらぬ展開にただただうろたえ、逃げまどうジョナサン。
 これで気が済んだのだろうか?
 カンガルーはさっと背を向け跳ね去っていった。

スクリーンショット-(396)
image credit:youtube

 もしかしたらこの周辺はこのカンガルーのテリトリー内だったかもしれない。立ち向かっていったものの、「ちっ、たいしたことないヤツ」と、雑魚認定されたかもしれないし、単に飽きたのかもしれない。

 幸いにもジョナサンは無事で、これといった怪我も負わなかったようだ。

 とはいえ、なんとなく親しみを感じたカンガルーに理不尽な攻撃をくらった彼はどっと疲れたようだ。

 そのあとは黙々とパラグライダーを畳み、スマホの電波が届く場所を求めて数キロもとぼとぼ歩き、友人に迎えに来てもらったという。


・東部によくいるオオカンガルー疑惑も

 ビショップがこの映像を投稿するやいなや、あっという間に人気を博し、再生数はすぐに100万回を超えてしまった。

 オーストラリア博物館によると東部に多数生息するオオカンガルーとみられている。このカンガルーは卓越したジャンプ力を駆使して時速60キロもの速さで移動できる。

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image credit:youtube

・多すぎるカンガルーに懸念も

 オーストラリア全土には5000万匹頭ほどのカンガルーがいると言われる。その数は人口の2倍に匹敵する。

 しかも多くのカンガルーが住民の生活圏に近い場所で暮らすため、彼らを避けて通るのは難しく、なにかと関わり合いにならざるを得ない。

 過去には夏の干ばつ時に、首都キャンベラの公園や校庭に生えている草を目当てに何千頭ものオオカンガルーがやってきたこともある。

 最近ではこうした農作物への被害や自動車事故も問題視されていて、人間との衝突が互いの生命を脅かす懸念も浮上しているという。

References:iflscience/ youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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