ワークマンのインナーはユニクロとどう違う? 春の新作「シン・呼吸するインナー」を着てみた正直な感想
2024年4月5日(金)13時0分 ロケットニュース24
その名もシン・呼吸するインナー。流行にガッツリ乗ったなという気持ちはおいといて、コレは旭化成アドバンス株式会社と共同開発したもので気合入りまくっているらしいから見逃せない。なぜならば……!
・破格のワークマン
シン・呼吸するインナーは最重点製品とのことで、女性用と男性用ともにワークマンの1007店の全店で取り扱われているそうなのだ。要は、何が何でも売ってみせるという固い意志を感じる。
そして先日、春らしい陽気になったことでお店の方も一気に衣替え。シン・呼吸するインナーも店頭で大々的にプッシュされていたので1枚買ってみた。ちなみにお値段は980円……って、待て待て!
2枚組ってマジかよ!!
それすなわち1枚あたり490円だということ。安い! 安さが爆発しすぎている……!!
比較するために購入したユニクロのエアリズムが1枚で1290円だから半額以下。もしこれで同じくらい気持ちよく使えたら……ゴクリである。
・ユニクロ
それでは実際に着心地を確かめてみよう。まずは多くの人が着慣れているであろうエアリズムから着てみた。
素材はポリエステル88%、ポリウレタン12%。特徴としては肌と一体化するようなスベスベ感、接触冷感、あとはストレッチなど。このあたりは今さら説明するまでもないだろう。
一言で表すなら安定。いつの間にか1290円に値上がりしているのにビビったことを除けば、いつも通りの王道インナーだった。
・ワークマンのシンインナー
対するシン・呼吸するインナーはどうだ。素材は「ナイロン60%、レーヨン30%、キュプラ10%」で主な機能としては「吸放湿性」「接触冷感」。ユニクロ同様、まぁこのあたりはよくあるタイプのインナーと言っていいかもしれない。
同じ黒シャツだからパッと見だと違いは分からないが、実際に着てみると……ふむ、これはぶっちゃけ……
よい……!
正直よい! サラッとしているのは当然として、着ていて苦しさも感じなく全体的にゆったりとして余裕もあるではないか。スベッとしている上にヒンヤリして気持ちいい。
手で触ったときこそザラッと感がほんの少しあったものの、着てしまえば全く気にならないというのが正直な感想である。せっかくなのでルームランナーで汗をかいてもみたが、ベタついて不快に思うこともなかった(一度脱いだら別)。
・結論
見た目も似たようなものだし、ユニクロとワークマンに違いはどこにあるのか。ここまで来たならワークマンを買った方がシンプルにお得な気もするが……
大きな違いを挙げるなら着た瞬間の肌触り。エアリズムの……あのシルクっぽいサラッとした肌触りはユニクロにしかないものがあった。
しかしながら、着てしまえば大差はないんじゃないかというのが個人的な感想だ。逆にあの肌触りを別に求めないなら「シン・呼吸するインナー」は他のインナーと大差ない……ように思う。
そうそう、ワークマンは女性用肌着を男性用の2倍生産するほど気合が入っているらしい。女性はチェックして損はないかも!?
参考リンク:ワークマン
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る