「脳にインプラントを埋め込みテレパシーで通信する時代がもう来る」脳外科医が断言! 千里眼、瞬間移動も可能に!

4月5日(木)7時30分 tocana

イメージ画像:「Thinkstock」より

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 近未来SF作家でもある気鋭の脳外科医が、今後数十年で“スーパーヒューマン”が登場すると主張している。テクノロジーによって“テレパシー”を獲得した超人の出現は「時間の問題である」というのだ。

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■脳とコンピュータが“常時接続”する未来

 脳とコンピュータの接続は「時間の問題です」と昨年11月の「MITテクノロジーレビュー」の記事で言及したのは、米セントルイス・ワシントン大学の脳外科医であるエリック・レアットハルト氏だ。

 脳外科医としての職務の傍ら、レアットハルト氏は近未来を占う2冊の小説と1本の脚本をこれまでに執筆。その目的は「社会の変化に向けた事前の心の準備のため」である。いったいどのように社会が変わるというのか。

 例えばレアットハルト氏の最初の近未来SF小説『RedDevil 4』(2014年)では、人類の90%が脳内にコンピュータ機器をインプラントしている。こうした設定も、もちろん“心の準備”のためであり、レアットハルト氏によれば今後数十年で人間の脳はオンラインでつながり、言語を介さなくとも“心”とダイレクトにコミュニケーションが可能になるという。

「その日がいつ来るのかというだけの話です。その壮大な計画に費やす時間が10年であれ100年であれ、人類史における重要な進展となります」(エリック・レアットハルト氏)

 この数十年の携帯端末の進化に鑑みれば、今後20年程度で今の携帯端末は米粒ほどの大きさになるとしても全く不思議ではなく、脳に埋め込んでも生理学的な負担は格段に低くなる。そして脳へのデバイスの埋め込みによって、人間とコンピュータが“常時接続”し、情報のやり取りはもちろんのこと、五感に訴求する体験の共有が可能になる。他者の体験を容易に疑似体験できてしまうのだ。

 レアットハルト氏はこうしたインプラントを人々は整形手術やタトゥーを行う感覚で手軽に受けている近未来を確信している。

「(デバイスが米粒ほどになれば)最小限度のインプラント手術で済ませることができて、実用的な脳=コンピュータ・インタフェースとして機能するために必要な処理が実行できます」(エリック・レアットハルト氏)

 現在のスマホでできることがすべて脳に埋め込まれた状態で活用できるとすればまさに“スーパーヒューマン”である。テレパシーや千里眼、意識レベルでの瞬間移動などの“超能力”を誰もが持てる時代はすぐそこまでやってきているようだ。


■誰もが“スーパーヒューマン”になれる時代の到来

 もちろんレアットハルト氏だけが脳とコンピュータが直接結ばれた近未来を思い描いているわけではない。

 この2月には最新型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げと帰還を成功させて注目を集めたスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏も宇宙開発事業の一方で、コンピュータと脳をつなぐ技術を開発する企業「Neuralink」を起業している。

 同社のプロジェクトはまさに人間の脳にコンピュータ機器を埋め込むことで、このデバイスをマスク氏は神経ひも(neural lace)と呼んでいる。この神経ひもで脳内へ情報をアップロードすることもできれば、思考内容をダウンロードすることができ、必ずしも言語化することなくダイレクトに概念のやり取りをするコミュニケーションが可能になるという。この非言語コミュニケーションをマスク氏は共感性テレパシー(consensual telepathy)と名付けている。超能力である“テレパシー”を技術的に獲得できるのだ。

 ほかにも多くの専門家が、極小コンピュータを脳に埋め込む近未来を確信している。

 脳に埋め込むマイクロチップであるブレイン・コンピュータ・インタフェース(Brain-computer Interface、BCI)を開発している企業、カーネル(Kernel)の創業者であるブライアン・ジョンソン氏は、このBCIはスマホの普及と同じように短期間で人気を博すと言及している。

 昨年末にポルトガル・リスボンで開催されたテックイベント「2017ウェブ・サミット」においてジョンソン氏は、精神活動の可能性を解き放つことで、人類は素晴らしい山の頂に到達するだろうと述べている。

「15年から20年後に、私たちが望んでいた十分に実用的な脳デバイスを準備できることを期待しています。たとえば、私たちは完璧な記憶を持つことができますか? 思い出を消去できますか? 学習効率を上げることができますか? 脳と脳とのコミュニケーションはできますか?」(ブライアン・ジョンソン氏)

 ジョンソン氏はカーネルの新たなテクノロジーは今後の人類にとって必要不可欠だと主張している。このようなデバイスは富裕層のためだけのものという印象もあるが、ジョンソン氏はこのデバイスはスマホと同じようにすぐさま普及価格帯に下がるはずであると指摘している。

 早ければあと数年、遅くとも20年以内に脳へインプラントするデバイスが開発されるとすれば興味深い限りだ。このデバイスが利用可能になった暁には、誰もが“スーパーヒューマン”になれるのだ。
(文=仲田しんじ)


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