現役秘書がオススメする“もう迷わない東京土産”。最旬スイーツはコレ!

2019年4月7日(日)10時50分 食楽web


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 東京土産、いったいどれを買えばいいのかよくわからない人、けっこう多いと思います。東京に遊びに来た人はもちろん、実は東京に住んでいる人も同じ。数が多いし、とにかく複雑です。「誰か、ここのコレが1番」と言って欲しい、というのが本音ではないでしょうか。

 そこで、手土産を頻繁に用意する秘書の桃井叶恵さんに、大丸東京店で買う最旬の東京限定土産を教えてもらいました。今回は、和と洋の手土産をタイプ別にそれぞれイチオシをご紹介してもらいました。

和菓子の東京限定手土産

 渡す相手が、ご年配などの年上の場合、つい定番ブランドの和菓子にしていまいがちです。でも毎回コレでいいの? と悩んでいる人も多いと思います。そこで今回は、和菓子でもひと工夫あり、小洒落た和菓子をご紹介します。

磯の香り高い揚げ餅
『麻布十番 あげもち屋』の「浅草のりあげ餅」


464円(45g)/1階

 麻布十番でもっとも人気のあげ餅煎餅専門店『麻布十番 あげもち屋』さんの、「浅草のりあげ餅」です。こちらは貴重な“オオバアサクサノリ”をたっぷりまぶしてあるので、口に入れた瞬間から磯の爽やかな香りが広がります。軽い食感で、食べやすいのも特徴。また、パッケージが可愛いらしい和柄で、若い人はもちろん、ご年配の方にも一目で素敵なお土産だと喜ばれると思います。

東京らしい変化球最中
『駒込中里』の「揚最中」


1個186円/地階

 最中といっても色々ありますが、私のイチオシは、『駒込 中里』の「揚最中」。明治6年に日本橋で創業、大正12年に駒込に移転し、100年以上も続く由緒正しき和菓子舖です。食通が通う隠れた名店としても知られています。「揚最中」は、胡麻油で揚げたさっくりとした最中生地で、粒餡をサンドしています。最中にも餡子にも少し塩気が効いていて、甘じょっぱさがたまらないんです。見た目も斬新なスタイルの最中なので、センスの良さもアピールできると思います。

まろやかな栗餡が美味しい
『清月堂本店』の「銀座だより」


8個入り1,458円/1階

 パイといえば洋菓子の代表ですが、餡が入っている和洋折衷タイプは、ご年配にも大人気です。こちらは、パイの中に栗餡が入っている『清月堂本店』のパイです。明治40年に銀座7丁目に創業した老舗の和菓子舖で、このパイの名前も「銀座だより」というオシャレなネーミング。しっとり香ばしいパイと、練乳のまろやかさを加えた栗餡、そして食感を残したきざみ栗。この3つが口の中に広がると、和洋折衷の美味しさの極みを感じます。

隠れた名店の逸品
『西巣鴨 土佐屋』の「いもようかん」


(5本入)1,510円/地階

 芋ようかんといえば、有名なのは明治35年創業の浅草の『舟和』さんですね。もちろん、老舗の味わいは絶品ですが、今回ご紹介するのは、西巣鴨の『土佐屋』の芋ようかん。こちらは昭和13年創業で『舟和』さんより新しいお店なのですが、昔ながらの変わらない伝統の製法を守る和菓子屋さん。1番人気は「いもようかん」で、さつまいも本来の甘みを味わえるよう砂糖と塩もほんの少しで味付けしているそうで、その素朴な味の中に、丁寧なお仕事と優しい味を感じます。パッケージもとても可愛らしいので、とくに女性に喜ばれます。

洋菓子の東京限定土産

 デパ地下には海外ブランドも多く、洋菓子の手土産はとっても悩ましいと思います。そこで洋菓子の手土産も東京でしか買えない限定モノをご紹介したいと思います。特に最近の東京大丸店でとっても人気のある商品ばかりです。

ザクザク食感がたまらない
『Noix/ノワ』のウォールナットクッキー


6枚入り972円/1階

 大丸東京店に、期間限定ショップとして、これまで何度も出店してきた『Noix(ノワ)』。そのたびに、商品は全て売り切れ。その人気に後押しされて、昨年2018年9月第1号店が大丸東京店にオープンしたんです。看板商品は、クルミをたっぷり使った3層仕立てによる新食感の「ウォールナットクッキー」です。クルミのキャラメリゼ、チョコレート、クッキーの3つを重ねたウォールナットクッキーで、店頭で試食した人の購入率は、なんとほぼ100%なんですって。かくいう私も、手土産用だけでなく自分の分も必ず買ってしまうほどです。

エレガントなバラのショコラ
『メサージュ・ド・ローズ』の「ビジュー・レトル」


11個入り2,160円/1階

『メサージュ・ド・ローズ』は、記念日や誕生日プレゼントなどのお祝いにも大活躍します。パッケージを開けた瞬間、大小のバラの花びらをかたどったカラフルなショコラが入っているのでとってもゴージャス。今回オススメの「ビジュー・レトル」は、大丸限定商品で封筒型のレターパッケージになっています。口どけ滑らかな「クーベルチュール」とフルーツをギュッと閉じ込めた「パート・ド・フリュイ」を詰め合わせたカラフルで華やかなセットなので、メッセージを添えれば素敵なプレゼントになると思います。

大人気のバウムも東京限定を贈るのが吉
『ねんりん家』の「モア モイストバーム もっとしっとり芽(YS)」


1,188円/1階

『ねんりん家』は、2007年に日本で生まれたバームクーヘン専門店です。日本人に合う味わいを追求し、独創的な三つの食感のバームクーヘンを作っています。皮はカリッ、中は熟成の代表作「マウンバーム しっかり芽」。カステラのようにふっくらジューシーな「ストレートバーム やわらか芽」。焼きたて餅のもっちり食感を実現した「ブッシュドバーム もっちり芽」。今回ご紹介するのは、大丸東京店限定の「もっとしっとり」を極めた「モア モイストバーム もっとしっとり芽(YS)」です。そのしっとり感は、写真のようにフォークで押してみるとわかります。たぷんと柔らかくたわみ、まるで“赤ちゃんのほっぺたのよう”と評されています。

日本で買えるのはここだけ!
『メゾン ダンドワ』の「リエージュワッフル」


5枚入り1,750円/地階

『メゾン・ダンドワ』といえば、ベルギーに本店を構えるベルギーワッフル専門店。日本では大丸東京店しかないので、もうそれだけでも手土産ネタとしての価値は大。こちらのワッフルには種類があり、今回ご紹介するのは、「リエージュワッフル」。円い形で表面はこんがり、中はもっちりした食感で、たっぷり使用したバターの深いコクと、パールシュガーの食感がアクセントのベルギーワッフルです。185年続く、ダンドワのファミリーレシピをそのままに、生地を1枚1枚手作りしており、店内の専用のワッフルマシンで焼き上げています。プレゼントボックスの形もキュートなので、手土産に最適ですよ。

ずんだとチョコがベストマッチ!
『ずんだ茶寮』の「ずんだショコラスプーマ」


8個入り1,080円/1階

 最近、私が大丸東京店で最もお気に入りなのが「ずんだショコラスプーマ」です。『ずんだ茶寮』は、その名の通り、ずんだ=すりつぶした枝豆を使ったスイーツ専門店です。定番の「ずんだ餅」や「ずんだ大福」なども美味しいのですが、特にこの商品は、大丸創業300周年を記念して3月1日から発売された東京大丸店限定商品で、他にはないタイプのスイーツ。ずんだをメインに、香ばしいナッツやホワイトチョコをミックス。フワフワ感とサクサク感が合体した食感。ずんだの風味とチョコの融合でとっても優しい味わいです。スイーツ好きの方にプレゼントすれば、珍しさと、美味しさに感激していただけると思います。

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 大丸東京店は、東京駅に直結しているのもうれしいところ。東京中を歩き回る必要もなく、1ヶ所でささっと買えてしまうので、ぜひ、参考にしてみてください。

(取材・文◎土原亜子)

●プロフィール

桃井叶恵(モモイ・カナエ)

秘書。アラサー独身。タイ・バンコク生まれ。スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、タイ語を話せる。だが、やや日本語が苦手。国内外問わず1人旅が好き。特に、海外旅行では中心部から離れた田舎の店や屋台などの名もない店の美味しい地元飯を見つけるのが好き。

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