「風間公親-教場0-」、花壇を見つめる赤楚衛二“瓜原”に「伏線なの?」などの声続出
2023年4月11日(火)7時15分 シネマカフェ
「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得。シリーズ累計100万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹の「教場」シリーズ。2020年と2021年に新春SPドラマとして放送され好評を博した同シリーズだが、2作の“原点”ともいえる主人公・風間公親の刑事指導官時代を描く本作。
キャリアの浅い若手刑事とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる“風間道場”の指導官をしている風間公親に木村さん。
地域課の警官として空き巣の常習犯逮捕の手柄を立て、署長から表彰され、犯罪捜査を学ぶため捜査一課の風間道場への異動を命じられる瓜原潤史に赤楚衛二。小学4年生の娘と仲良く暮らすシングルマザーで、風間道場初の女性刑事に選ばれる新人刑事・隼田聖子に新垣結衣。SPドラマ「教場II」のラストシーンにも登場した遠野章宏に北村匠海。現場での聴取がうまく独特の感性を持つ鐘羅路子に白石麻衣。所轄署の強行犯係で刑事をしていたが、被疑者への暴力や素行の悪さが原因で風間道場に異動する中込兼児に染谷将太。
神奈川県警本部捜査一課で風間のいる指導官室のデスクをしている伊上幸葉に堀田真由。捜査一課の刑事としてペアで動く仲良しコンビの谷本進一に濵田崇裕(ジャニーズWEST)、尾山柔に結木滉星。神奈川県警察学校の学校長・四方田秀雄に小日向文世といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
2019年、地域課の制服警官だった瓜原はある事件の犯人を逮捕、署長賞を受賞し県警本部捜査一課・調整官の眞堂丈史(小林薫)から、風間からの連絡を待つよう告げられる。瓜原は風間の元で指導を受けることになるが、ホストクラブのオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)を殺した容疑者・日中弓(内田理央)から自供を引き出そうとするも失敗する。そんななか、ある男性の遺体が見つかる。拳銃自殺のように思われたその遺体だったが…というのが1話の展開。
犯人・益野紳祐(市原隼人)の娘が火薬アレルギーであることに気づき、瓜原は益野を逮捕するのだが、捜査の過程で嘘を報告していたことが風間にばれ、転属願を突きつけられる。当初、益野の娘が精神的ショックから発作を起こすと思っていた瓜原は、風間から娘に話を聞くよう命じられてもできず、娘に会わないまま帰ってしまっていた。
視聴者からは「こういう優しさが長所でもあり短所でもある瓜原くん」「瓜原君、やはり優しすぎるところあるよな」「瓜原君の若さゆえの終始危うい感じが、もうひたすらドキドキでした」など、瓜原の稚拙さに触れたコメントが多数寄せられる。
一方、瓜原が警察学校を訪れ花壇の花を見つめるシーンに「花を見ている瓜原くん大フラグ立ってる」「え、まって、警察学校の花愛でてたのって赤楚くん殉職の伏線なの……??」など心配の声も上がっている。
【第2話あらすじ】
瓜原は何があっても逃げずに風間に食らいつこうと決意。幸葉は瓜原に「犯人が出した謎じゃなく、風間さんが出した謎を解くの」と助言する。そんな折、ある小学校の校庭で3年1組担任の教師・諸田伸枝(山田キヌヲ)が遺体となって発見される。風間から「目を閉じて現場の様子を私に伝えてみろ」と命じられた瓜原は、自分が目にした状況を伝える…。
「風間公親−教場0−」は毎週月曜21時〜フジテレビ系にて放送中。